2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
過去15年にわたって書かれた掌編小説とエッセイを一冊にまとめた散文集です。装丁はシンプルで地味ですが、ひっそりとした本の中には江國ワールドが全開になっています。
またまた佐々木さんの本を読みました. 佐々木さんといえば警察小説の第一に人者であることは世間の保証するところです。 有名な笑う警官に始まり、北海道の札幌警察を舞台にしたシリーズものも人気があるところです。 実は地元の図書館でも、佐々木さんの本…
またまた船戸与一の本を読んでしまいました。 この本の舞台は、昔はビルマと呼ばれた現在のミャンマーが舞台です。 タイとミャンマーそして中国に接している、麻薬密造の三角地帯あたりを、カチンの森をさまよう、日本人、中国人、カチン人、そしてビルマ人…
東野圭吾さんの、虚ろな十字架という本を見附け買ってきました。 実は東さんの本は、図書館にもあるので何冊か借りて読んだことがあります。 そして古本屋でも、特に BOOKOFF などでは店のイチオシ作家として、東野圭吾の本を前出しにして、特集を組んでいる…
今回は夢枕獏さんの陰陽師シリーズ100作目の記念作品で 題名が「鼻の 上人」です。いつもの陰陽師シリーズのように短編が何作も一冊になっている本ではなく、100作目の本当して鼻の上人が刊行されました。
何年も前、本屋大賞の棚に並んでいた本がふと気になった。しかしハードカバーの本は場所とるからなぁというしょうもない理由で購入を見送った。
読書が苦手な私でも読めた本。この本を手に取ってみるとなんだか少し分厚くてこんなの読めるわけないよと思ったけどそんなことなかった。
9つの短編集ですので、サクサクっと読みやすいです。すべてミステリーとなっていて、それぞれの話によって驚く展開のものや感動のものなどがあります。
たまに雑草でも綺麗だな、好きだなと思う花がいくつかありました。でも中々調べたりするのは面倒で、長年あの花は何という花なんだろうと思いながら過ごしていました。たまたま週刊誌をネットで注文しようと思ったところ合わせ買い対象で、そのまま本のカテ…
著者の代表作であるゴールデンスランバーや、死神シリーズ、陽気なギャングシリーズのように、犯罪や殺人、超能力は一切出てきません。
ミケランジェロ・ブオナローティは、レオナルド・ダ・ヴィンチやサンドロ・ボッチチェリと同時代の人で、歴史でも美術でもスターのように扱われる天才彫刻家です。彫刻としてはピエタ、ダヴィデは誰でも知っているだろうし、システィーナ礼拝堂の堂々たる壁…
アンナチュラルつまり不自然死が数々起こるなかで解剖士である石原さとみが演じるみことを含む周りの人が様々な悩みや困難を乗り越えていくドラマです!大まかに言ってこのドラマのいいところは3つあります。
凛々子はちょっと泣きすぎな感じがした最終回でした。 殺人が正当防衛になろうとしていたって怖いですね。
広瀬香美(52)がSNS上で所属事務所とのマネジメント契約を終了したと一方的に発表した。それに対して、現在の事務所の社長が芸名の広瀬名義での活動禁止などを求めた会見があった。この独立騒動について、どうも広瀬香美は現在の事務所の代表取締役を…
小手さんの事は、まさしくコンフィデンスマンJPで知りました。
今年になってジャニーズの不祥事は後を立たない。TOKIO山口の事件からそう立たないが、今度はNEWSの小山が未成年に飲酒を強要したという。正直、ジャニーズどうなってんだと思う。今まで公になっていなかっただけで、ジャニーズタレントの遊びは凄まじい。こ…
大山さんの白骨が見つかり、その後の無線の通信が気になっていました。 大山さんに亡くなってほしくない、という想いは桜井さんと同じだったようですね。
外国の国王の7人の娘が宿泊という設定でしたのでホテル内がこれまでにない華やかな雰囲気になりました。 しかし迎える側のホテルのスタッフはVIPが泊まるという事で失礼のないようにと緊張したり慌てたりして、そのぎこちない様子にちょっと笑ってしまいまし…
2018.06.11放送分。 オードリー若林とテレビ朝日アナウンサー弘中綾香が司会を務める番組で普通の人なら体験しない「激レア」な体験をした人を紹介する番組である。
この本は、まるで思春期小説です。自我が膨張して周囲と打ち解けることのできない主人公の長谷川初美(以下はつ)の視点を通して、誰もが経験するようなちょっと恥ずかしい心情を比喩を多用した綿矢りさらしいイメージで伝えてくれます。はつが好きになった蜷…
私はなぜこの本を読もうと思ったかというと、「この崩れる脳を抱きしめて」というタイトルに魅かれたからです。このタイトルにあるとおり、脳に異常を持った人が登場するストーリーとなっています。
久しぶりに,船戸与一の本を読み返しました. 数ある彼の作品の中で今回は,金門島流離譚を選びました。
今回今野敏さんの新刊である武士マチムラを読んでみました本の題名から,江戸時代の侍の話を想像していたのですが,実際に読んでみると明治維新より前の時代の琉球王朝の時代,薩摩藩の圧制下にあった沖縄の空手家の人たちが,琉球に伝わると言われる空手の伝統…
前回、株式会社エンターブレインから発行されている大帝の剣3 を見附思わず購入し読みました。 3の後は4だろうと今回は大帝の剣角川文庫版の4を買いました。 よくよく調べてみましたら前回読んだ大帝の剣さんは飛騨大乱編とと天魔望郷編の2作が合併された本…
偶然に夢枕獏さんの大帝の剣の3を発見、実は別の本を探しに行ったのですが偶然に見つけ迷わずに購入しました。 1と2は20年前に書かれており、図書館で2度も呼んで3ないし4を読むことを楽しみにしていましたが、なかなか続編が書かれずに10何年も経ってしまい…
前回馳星周の本を読んで、あまりいい印象はなかったのですが、今回短編集でチンピラと言うこれは中国語で書かれたタイトル「古惑仔」このような書き方で意味はチンピラという意味らしいです。 タイトルするのが変わった文字だったのと、馳星周の長編はちょっ…
ベンジーこと浅井健一さんの個展にお邪魔し、著書「宇宙の匂い」を買ってきて一気読みしました。 BLANKEY JET CITY時代からの浅井さんの詞と、日記で構成された1冊で、新しいアルバム「Sugar」の曲の聴こえ方が変わってしまいました。
天鵺家の跡継ぎ「鷹丸」の遊び相手に選ばれた少女「茜」が主人公です。なぜ「茜」が選ばれたのか?他の少女たちと違い、「鷹丸」の守り鳥女の「雛里」を見ることができたからです。もう物語の始まりから、ホラーです。
ちょっと不思議な時代小説です。母を早く亡くし、左官をしていた父もぽっくり亡くなり、天涯孤独になってしまった15歳の「るい」が主人公です。
「クラムボンはわらったよ。」「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」という文が有名な、宮沢賢治の童話「やまなし」。国語の教科書にも掲載されている名作ですが、内容はなかなかに解釈が難しかったという子どもの頃の記憶がありました。ふと、大人になって…