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感想・書評・夢枕獏さんの角川文庫版・大帝の剣4(完結編)を読んで・ネタバレ注意「主人公である万源九郎当然のこと登場し、最終的に終わる」(レビュー)。 #読書

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前回、株式会社エンターブレインから発行されている大帝の剣3 を見附思わず購入し読みました。
3の後は4だろうと今回は大帝の剣角川文庫版の4を買いました。
よくよく調べてみましたら前回読んだ大帝の剣さんは飛騨大乱編とと天魔望郷編の2作が合併された本だったのです。

今回買った角川文庫版は幻魔落涙編の 下と聖魔地獄編で、 本来なら角川文庫の大帝の剣3というのを買わないといけなかったんです。
でもそのことは分からずに勝ってしまって、とりあえず読んでみました。
大帝の剣角川文庫版4で、この長い長い物語は終わります。
ブッタやらキリストやら佐々木小次郎やら宮本武蔵やら、そして柳生十兵衛三厳や天草四郎時貞、そして猿飛佐助に霧隠才蔵などなど、また宇宙から来た謎の生物たちもどんどん登場してきます。
もちろん主人公である万源九郎当然のこと登場し、最終的に終わることとなりました。
残念なことに3でいろんな展開があったと思うんですけどそれが読めなかったのはすごく残念です。

でも夢枕獏さんの本はいつも思うのですが、特にこの大帝の剣などは20年の長き歳月にわたってようやく完成を見ました。
こういうことって、普通の作家や、もちろん凡人には到底なし得ることではありません。

夢枕獏さんの本はこれ以外にも長きにわたって未だに続いている本があります。
キマイラから始まって、夢中になって読み続け買い続け、現在67歳になるまでたくさんの本を新刊も中古も追い求め続けています。

陰陽師がいいです、キマイラもいいです、特に陰陽師シリーズの安倍晴明と友人の源博雅との、晴明の家の縁側で始まるストーリーの展開は、いつ読んでも目に浮かんでくるようで楽しい本です。

そして夢枕獏の語り口調を思いだすような話の展開にいつもやられっぱなしです。

こんな文体がかけるように真似をしたいと思うんですが、とてもとても無理無理の現実を思い知らされている毎日です。