2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
『いつもうまくいく女性はシンプルに生きる』(浅野裕子):女性の心を軽くするエッセイ集 女性は常に自分と誰かを比較してしまうものです。ルックス・性格・持ち物にはじまり、未婚か既婚か・夫の収入・子供の成績など、ついつい比べてしまっているのではない…
『なぜ企業は不祥事を繰り返すのか』(樋口晴彦):実例で学ぶコンプライアンス 日本企業は安心安全で倫理観も高いという神話が随所でほころび始めています。本書で取り上げられるアクリルフーズの農薬混入事件・NHKのインサイダー取引・オリンパスの不正会計・…
『新しい免疫入門』(審良静男・黒崎知博):免疫学の最先端 免疫という言葉は医療関係者や研究者ではない一般人にも広く知られていますが、そのメカニズムはほとんど知られていません。それどころか、研究者にも免疫のメカニズムははっきりしないところが多い…
『あの会社に問題社員がいない理由』(相川泰一):全てのサラリーマン必読! 少子高齢化による人手不足・学生の大手志向・中小企業の倒産が相次ぐ中、いかに優秀な人材を採用するかが企業の大きな問題になりつつあります。一方で「優秀な人材が来ない」「社員…
『幸せになる勇気』(岸見一郎・古賀史健):アドラー心理学の真髄がここにある。 アドラー心理学を日本に紹介してベストセラーになった『嫌われる勇気』。しかし、「確かに言いたいことは分かるけど、現実世界はそうはいかない」と思った人は結構多いと思いま…
なぜ一流の人はストレスが溜まらないのか/西脇俊二著 題名の通り、なぜ一流の人はストレスが溜まらないのかとの考えの元、著者が実際の経験談から実践し、ストレスが溜まらない方法を教えてくれる本です。いわゆる、成功している人はストレスを溜めておらず…
「医学の勝利が国家を滅ぼす」里見清一著 タイトルからして強烈でした。 医学が進歩したことにより、患者の治療成績は向上したといわれていますが、その反面、治療のコストが上昇していることは否めないのが、現在の国内の状況です。確かに、金銭面での負担…
株式会社の終焉 水野和夫著者 世の中がドラスティックに変わってく姿を見る 水野和夫さんの著作は、毎回、考えさせられるものばかりです。
人はなぜ依存症になるのか エドワード・J・カンツィアン マーク・J・アルバニーズ 既成概念を超えて この著書の前書きで提示されるのは、どうして人間が依存という状況に置かれるのかという問いです。そして、答えを求めるのであれば、この著書は大事なヒ…
リーダーのための! コーチングスキル 谷益美著 これがリアルなコーチング コーチングの本や講習は多数読み、受けてきましたが、どうしても合点がいかない内容ばかりでした。それは、今までののコーチングの考え方・実践の仕方の中に、実社会で、とりわけビ…
ありがとうの神様 小林正親 著 私は何かと感情の起伏が激しく、些細な事で同僚と衝突してしまうこともあります。好き嫌いが激しい点も確かにあります。それを見兼ねた上司から「これ一度読んでみろ。読み終わってからいつでも返してくれていいから。」と手渡…
恋愛が続く方法 ジェリー・ミンチントン 著(弓場隆 訳)、恋愛方法等勉強になります。 まずは相手を尊重する。例えば広い心で相手を許すことで、心から反省しても同じ間違いを何度も繰り返す傾向がある。その場合、相手とじっくり話し合う。相手の目標が重…
粗食のすすめ(春・夏・秋・冬)のススメ 私が菜食を初めて2か月ほどたってから購入した本です。四季にわかれて4冊で構成されています。この本自体は菜食を目的とするものではありませんが、食事に対する意識としては、十分役立つアイデアが満載でした。
『現代俳句にいきる芭蕉』(堀切実):芭蕉は現代に生きている 俳句の神様「俳聖」として名高く、「古池や蛙飛び込む水の音」など日本人なら誰でも知っている名句を残した松尾芭蕉。彼は自ら俳句の創作に励む一方で、どのように俳句を作れば良いかを論じた俳論…
『反転する漱石 増補新版』(石原千秋):伝説の研究書、ついに再刊 日本近代文学の研究者として確固たる地位を確立した石原千秋氏。テクスト論を武器に斬新な読みを展開し、今まで当たり前だと思われていた読み方をガラッと反転させてしまう技術は多くの人をア…
『漱石の愛した絵はがき』(中島国彦・長島裕子編):絵はがき好きの漱石⁉︎ 近代文学のなかで圧倒的に高い評価を受けている夏目漱石。実は夏目漱石は絵はがきを気に入っていたようで、引っ越しの時に手紙類を処分することはあっても絵はがきは残していたそうで…
『江戸時代翻訳語の世界』(杉本つとむ):日本人と外国語との格闘の歴史 江戸時代、日本ははじめてオランダというヨーロッパの外国と接します。この時、両者の間で際立ったのは言葉の違いに他なりません。そこで日本人はオランダ語を日本語に翻訳することを考…
『和歌のルール』(渡部泰明):こういう解説書を待っていた! 古文の時間に必ず習う和歌。日本人は和歌を大切にしてきたことは分かっても、和歌の技法が分からず、結局和歌の魅力までは理解できない人が多かったのではないでしょうか?『和歌のルール』はそん…
「鳥取砂丘の青い風」 吉村達也・著 中年男性のロードムービー 妻と二人の娘を持つ、全くふつうのサラリーマンが主人公です。夏休みの家族旅行で、つまらぬことで喧嘩になり、妻に家出されてしまいます。
「マタンゴ」 吉村達也・著 昔の映画「マタンゴ」へのオマージュでもあります。 興味本位で富士の麓の樹海へ分け入った大学生たちが、恐ろしい目にあいます。本人たちは、記憶してないのですが「マタンゴ」に感染してしまったのです。
「いのちの車窓から」 星野源・著 星野源さんの最新エッセイ集です。 ここ1~2年で大注目の有名人になりましたが、忙しい怒涛の日々を落ち着いた目線でとらえた誠実な文章が綴られています。星野源さんの本を読むのは「蘇える変態」に続いて2冊目ですが、…
中世の街と小さな村めぐり ポーランドへ 藤田 泉 写真が多くて楽しい本でした。 ポーランドに関する本が買いたくて探していたところ、知り合いが教えてくれたので購入しました。表紙から可愛らしい本です。内容はワルシャワ、クラクフの2つの都市とポーラン…
驚異のMCTオイルダイエット 畠山 昌樹 今実践中です テレビでダイエット番組を見たのがきっかけでMCTオイルというものが気になりこの本が人気だということで購入しました。
立川談志師匠の長女の松岡弓子さんの書いた介護日記「ザッツ・ア・プレンティ」はとても良かった。 落語家の故立川談志さんの長女の松岡弓子さんが書いた介護日記を本にしたものです。私は立川談志さんのファンなので興味があって、この本を買ったのですが、…
ここからは大人のはなし LiLy ここからは大人のはなし LiLy 私は、現在31歳で独身で出産経験もまだないのでこのエッセイに全てに置いての共感はできませんが、とても読みやすくて共感できる部分もあり、また勉強になった1冊を購入できたかなと満足しています…
なぜあの人と相性が悪いのか 松本 哲郎 この本を読んでなるほど納得という感じでした。 この本は人を生年月日で9つの星にわけて書かれてありました。 九星占術で使う星みたいなのですが、それと血液型をかけあわせてこの星とこの星は合わないという統計学を…
困難な結婚 内田樹 結婚してる人も、していない人も、読んでほしい結婚の話。 自分は40歳で結婚したいわゆる晩婚なのですが、この本でおっしゃっていることが、非常に共感できました。結婚前にこの本に出合っていたらもっと早く結婚できていたかと問われたら…
「罪の声」は確かに読者をひきつける魔力がありました。 塩田武士著 残念ながら本屋大賞を得られなかった「罪の声」。本屋さんがノミネートするくらいの本で、塩田武士はこの本を書くために生まれてきたなどと評判も高く、強い興味を持って読んでみました。…
心が洗われるブッダの言葉 リベラル社 ためになるが、実生活に生かすのは難しいw 昔から仏教に興味があり、関連する本も何冊か読んだことがあるのですが、開祖であるお釈迦様が、実際にどんな言葉で説法していたのか「生の声」が知りたくて講読しました。い…
マチネの終わりに 平野啓一郎 せつない大人のラブストーリー 某テレビ番組の読書芸人で紹介されて、ミーハー心で読んでみました。普段読書しない私でもすらすら読める内容でした。