2017-01-01から1年間の記事一覧
「オールジャパンメダリスト・オン・アイス2017」 2017年12月25日19時~21時 全日本フィギュアスケート選手権のエキシビション。今年はオリンピック最終選考も兼ねているので誰が代表になるのかとても興味深かった大会です。その大会で入賞した選手のエキシ…
小説 ヴァニシング・スターライト2 時田とおる 明日も燃える勇気をくれた アーティスト集団SoundHorizonの同名マキシシングルCD「ヴァニシング・スターライト いずれ滅びゆく星の煌めき」を原作とする、小説版ヴァニスタ。 コミック版で省かれていた出来事…
「富子すきすき」 宇江佐真理・著 時代小説の名手「宇江佐真理」の短編集です。 この本の題名にもなっている「富子すきすき」は、「吉良上野介」の妻である「富子」から見た、「忠臣蔵」の話です。
「三鬼 三島屋変調百物語 四之続」 宮部みゆき・著 三島屋に居候する主人公おちかが、語り手を募って不思議な話の聞き役になるというシリーズ第4弾です。 今回も500ページ以上の分厚さで4作収録されています。百物語というからには100作まで目指すのでしょ…
「勝手にふるえてろ」 綿矢りさ・著 松岡茉優さん主演で映画化されることを知り、興味がわいて手に取ってみた一冊です。 綿矢りささんの作品は「蹴りたい背中」しか読んだことがありませんでしたが、独特なセンスが光るタイトルがなんとも魅力的だなぁと感じ…
櫻子さんの足下には死体が埋まっている「ジュリエットの告白」【著者:太田紫織】 櫻子さんの足元には死体が埋まっているシリーズ第11段にあたる今作ですが、ドラマがだいぶ脚色されていて、口当たりが悪かったため、待ち望んでいた新作でした。
1万円を1年で100万円に! はじめての人の「株式」投資生活 JACK 子どもから株を勧められて、貯金もない人でもできるからとにかく本でも買って勉強したら、と言われて本屋でいろいろな初心者向けの株の本を見て、これだと思ったのがこの本です。
十八番の噺。林家正蔵、春風亭昇太他11人 薯。 落語家にとって得意な持ちネタ、すなわち「十八番」の演目とは、磨き上げた看板商品のようなものです。噺のような演じ方や独自の解釈など、個人事業主の企業秘密を、野暮を承知で聞き出したファン垂涎の一冊で…
「京の縁結び 縁見屋の娘」 三好昌子・著 第15回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞受賞作品です。新人作家とは思えないでき上がりで、手練れの時代劇小説作家の作品のようです。
「幻想温泉郷」 堀川アサコ・著 「幻想郵便局」の続編 この世とあの世とをつなぐ「幻想郵便局」の続編です。探し物が得意な元アルバイトの主人公「アズサ」が、夏休みに帰郷し、また郵便局に探し物を頼まれます。
「たましくる イタコ千歳のあやかし事件帖」 堀川アサコ・著 姉が娘を残して心中してしまったので、その子を預けに弘前を訪れた「幸代」です。その弘前で、美しいイタコの「千歳」と出会います。 「千歳」にとっても、「幸代」にとっても姪に当たる「安子」…
銀河の通信所。長野まゆみ 薯。 この物語は、故人との交信に成功した銀河通信社の配信記事で構成され、宮沢賢治への特別インタビューも載っています。「書くというのは『欠く』や『掻く』と音が通じておりますとおり、疵でもあるわけです。文字の起源は文身…
ラストアイドル【12月9日放送】 アイドルオーディション番組『ラストアイドル』の第18回放送です。 前回の放送で、「メンバー決定までの残りの対決はあと2回」と告知されており、あと2回でメンバーの変動があるかどうか、ドキドキしながら放送を待っていまし…
12月10日 関ジャム完全燃SHOW ミュージシャンの後ろで歌っているバックコーラスの仕事ぶりにスポットを当てた回で、興味深く視聴しました。
ドクターX 10話 12月14日 ドクターXの第5シリーズの最終回では、これまでに見たことがない米倉涼子さんをたくさん見られて、かなり満足しました。
刑事ゆがみ 10話 12月14日 『刑事ゆがみ』は、警察もののドラマとしては、珍しくゆるい雰囲気が漂っていて、ありがちな派閥争いや所轄の問題などもなく、とても見やすかったです。
奥様は、取り扱い注意 10話 12月6日 いよいよ最終回です。
12月8日 コウノドリ 第9話 不育症について取り上げた回でした。 幸運にも私は流産経験がないのですが、妊娠した女性が6~7人に1人の確率で流産するという事実はあまり知られてはいないのではないでしょうか。
ホラーコメディーに終わらせない神崎さんって良いですね! 12月9日放送 ドクターY第2弾 特番 TVをつけていたところ、「ドクターY」第2弾特番を偶然目にして視聴したところ、面白かったです。
「これはこの世のことならず たましくる」 堀川アサコ・著 「堀川アサコ」の著作は、不思議話が多いですが、そんなに怖くないものがほとんどです。この話は、本当に怖い話です。
「幻想映画館」 堀川アサコ・著 「幻想郵便局」に続く幻想シリーズ 幻想シリーズの2作目です。設定も主人公も1作目とは違います。今回の舞台は、映画館です。主人公は学校へ行きたくない高校生。
「幻想日記店」 堀川アサコ・著 幻想シリーズ 3作目 幻想シリーズの3作目です。物語の舞台は「日記店」です。 「日記店」って?・・謎の美女が営む「人に読ませることが目的ではない、本当の日記」を、売っている店なのです。
沈黙の春 レイチェル カーター 殺虫剤が証明した進化論 1945年ごろから急激に増えてきた殺虫剤だが,その背景と地球に与える影響を独自の視線で語る作品。この物語が書かれる80年ほど前に進化論を唱えて,社会に疑問を投げかけたダーウィンの説を見事に裏付…
「誰でもよかった」 五十嵐貴久・著 「秋葉原無差別殺傷事件」を題材にした、小説です。 渋谷駅前のスクランブル交差点を、事件現場に設定しています。インターネットの掲示板に「これから人を殺します」と、書き込み、軽トラックで、スクランブル交差点に突…
古語辞典の王道:『旺文社 全訳古語辞典』(桜井満・宮腰賢 編) 中学生が古文を学ぶ際、絶対に用意するように言われるのが「古語辞典」。しかし、書店やネットではあまりにもたくさんの古語辞典が売られていて、いったいどの辞典を買えばいいのか迷ってしまい…
伊藤計劃、虐殺器官。言葉の引力 私が最近購入した本は伊藤計劃の虐殺器官です。今年の冬に映画が公開され、先月ブルーレイDVDが発売されたとのことでまた名前を見ることが多くなってきたことがきっかけで購入しました。
国土開発は無駄じゃない!:『国土と日本人』(大石久和) 無駄な公共事業の代名詞として、様々な場面で批判されがちな土木建築事業。日本は十分に開発されたと思われがちですが、実際には日本は世界的に見ても開発途上国だと警鐘を鳴らすのが『国土と日本人』…
「朱夏 警視庁強行犯係・樋口顕」 今野敏・著 「樋口警部補」が主人公の、本格警察小説です。「リオ」「朱夏」「ビート」の三部作の、2作目です。
「ビート 警視庁強行犯係・樋口顕」 今野敏・著 「今野顕」著の、本格警察小説です。「リオ」「朱夏」「ビート」三部作の3冊目です。今回は始めから「樋口」と「生活安全課・氏家」とが組んで捜査をしていきます。
「とてもとてもサーカスなフロラ」 ジャック・センダック・文 モーリス・センダック・絵 翻訳家の顔も持つ、小説家の江國香織さんが訳した絵本です。 海外の児童文学には疎いのでセンダック兄弟の名前は聞いたことがなかったのですが、「かいじゅうたちのい…