2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「Killers」下巻 堂場瞬一・著 堂場瞬一さんの長編ミステリー完結巻です。この作品は50年にわたる事件の顛末を上巻の最初で読者に明かしているので、犯人は誰なのかを推理しながら読み進める構成にはなっていません。しかしこの下巻のラストで、ことの真相は…
「バケモノの子」ラストの熊哲の決意に胸を打たれました。 「バケモノの子」は、モノノケである熊哲と人の子である蓮が出会い、互いに成長していく物語です。 人とモノノケ、互いに相いれない存在ではありますが、本当の親子よりも深い絆で結ばれていきます。…
瞬火(陰陽座)クール&ダークな歌声が魅力! 私の好きな芸能人は陰陽座の瞬火(またたび)さんです。 瞬火さんはヘヴィメタルバンド「陰陽座」のリーダーで、担当はベースとボーカルです。その他、作詞作曲、ライブでのMCなど陰陽座の活動に関わる様々な事…
キングコング。貿易センタービルでの姿。 キングコング。南の島に、巨大な猛獣がいると言う噂を聞きつけ、白人の映画監督達が、無名の新人女優アンを連れて、島に行きます。島では、キングコングへの生け贄の儀式が。監督達は、なんとかキングコングを捕らえ…
火垂るの墓 : 兄妹の絆に涙します。 スタジオジブリのアニメはどれも素晴らしい作品でありながらこの作品は他のものより少し異質に感じながらも悲しい作品に思えました。戦争ものだからと言って人が沢山死んで泣けるのではなく、兄妹の助け合って一生懸命生…
エンディングノートは涙なしでは見られない映画です エンディングノートとは、ある一人のサラリーマンが第二の人生を楽しもうと思った矢先に、ガンが発見。 残りの寿命が短い事を知った彼は、最後の仕事として残された家族や自分のために、どのように死んで…
ひとりじゃなかよ 西本喜美子 おばあちゃんの素敵な写真集 テレビに出演されているのを偶然見かけ、本を出していることを知り購入しました。72歳からカメラを始めた88歳のおばあちゃんの写真集です。私も最近カメラに興味をもっているので「人は何歳からでも…
お金持ちが大切にしている財布の習慣 佳山 知未著 特に風水などには興味がないのですが、これをきっかけに風水にはまったりする人がたくさん増えるのではないかというくらい面白かったです。著者の方は財布コンサルタントであり、風水の先生ではないのですが…
「Killers」上巻 堂場瞬一・著 堂場瞬一さんのデビュー100冊目の記念作品であり、上下巻2冊にわたる長編ミステリーです。時代とともに変化していく渋谷の街を舞台に、未解決の殺人事件の犯人サイドとそれを追う刑事たちの奮闘ぶりについて50年、三世…
東野圭吾さんのさまよう刃を読みました。(ネタバレあり) いや~、凄かったです。面白いというよりかは色々と考えらされた方がいいかもしれません。何ともいえない読後感。虚無感といった方がいいでしょうか。あらすじについてざっと説明しますと、未成年の…
ジャンプ感想36・37号(2016年)延命 2016/08/16 [01:56]・新連載3連弾なのに1週あけるあたり約束のネバーランド推しなんですかね (単に最終回スケジュールの都合ですかね)
ジャンプ感想36・37号(2016年)ナカノ実験室さんの日記 ジャンプ感想36・37号。 2016/08/07 [08:20]合併号です。お盆ですね。ワンピースは19年突破。BLEACHは15年。ニセコイは、きっと最終回でしょう。BLEACHも最終回だったりして?新連載の開始はないみた…
そして二人だけになった新潮文庫) 森博嗣 衝撃のラストだが正直どうでも良い。 これは素敵ミステリィです。 ラストは精神の問題に帰結する。しかしそんなことはどうでも良くなってしまう。それが一番素敵で純粋なのだから。
「λ(ラムダ)に歯がない」 森博嗣 Gシリーズの作品 なんといっても「謎解き」が、スゴイです。主人公・大学院生の西之園萌絵が魅力的です。頭が良くて(天才的!)情に厚く、もろいところもあり、ちょっとかばってやりたくなる女性です。結局は、私のほうが…
「η(イータ)なのに夢のよう」森博嗣 Gシリーズの作品です。 主人公は魅力的な大学院生「西之園萌絵」です。彼女が出てくると、ドキドキしますね。優しいし、情が厚く頭が良い。友達になりたいです。無理だけど・・ この作品は「首吊り自殺?」が、連続して…
ボタンちゃん (PHPわたしのえほん)小川 洋子 どんな本を読もうかとおもったが、自分にとって最も関心が高いものを読みたいとおもった。本というとそれぞれあり、自分にとっても関係のあることがある。自分がどういう風にして本と関係しているか、また本がど…
「バビロンの秘文字Ⅲ 激突篇」 堂場瞬一・著 堂場瞬一さんのミステリー3部作の第3弾で、いよいよ最終章です。 予期せず追われる身となってしまった主人公の鷹見。タフで行動力のある人物なので、このまま東京で大人しくしているわけはないと思っていました…
「青いイルカの島」(スコット・オデル)人のいない島に取り残された少女の冒険譚 「青いイルカの島」という本は、「わたしが私になる方法」(サリー・ワーナー)という本から知りました。「わたしが私になる方法」の主人公、カーラが一番好きな本で、カーラ…
「ビリー・ジョーの大地」カレン・ヘス作 伊藤比呂美訳 この本は私が中学生の頃の3冊ある課題図書の内のひとつです。この本を選んだ理由は同じくらいの年頃の少女が主人公で、この時代の女の子はどんな事をしていたのか興味を持ったからです。舞台は大恐慌…
『創作こどもの文学20 転校生とぼくの秘密』 野矢一郎:初めて向き合った身近な差別 私が学生の頃に住んでいた地域は、子どもの読書運動に割と積極的な地域で、 長い休みに限らず頻繁に読書感想文の宿題が出ていた記憶があります。 もとより本好き&書きもの…
「変身」(カフカ) 虫男の運命 中学か高校の時に夏休みの読書感想文として選びました。朝起きたら虫になっていた、というドッキリする物語。その虫ははっきりとは出てこないので何とも言いがたいですが私の想像では幼稚園児位の大きさで形はコガネムシタイプ…
文明を知ったターザンのその後の人生は? 「ターザンREBORN」 映画「ハリーポッター」5・6・7(上下)の監督デビィッド・イエーツが作った 「ターザン」映画。英題は実は「レジェンド・オブ・ターザン(ターザンの伝説)」。 原作本がはじめて書か…
とと姉ちゃん【110話】で平塚らいてうが登場 小橋姉妹が女学生時代に影響を受けた平塚らいてうが登場しました。 平塚らいてうは日本の思想家であり、作家であり、戦前と戦後にわたる女性解放運動家です。 戦後は主に反戦・平和運動に参加しています。
追憶の森とそこまでいくおいたち 今回も何か良い映画が無いかと模索していたところ、テレビだったか忘れてしまってけど、「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」という映画の上映紹介をしていました。映画作品の紹介では自殺の名所として知られる日本の青…
働く人々の労働環境や等身大の姿を紹介するブログが欲しい 最近、何かと働き方や職業に関する意識が高まっていますが、ブログやニュースサイトで紹介されるのは「普通ではない人」の働き方ばかり。一方、ネットでは会社員・フリーランス・公務員など大雑把に…
オカルト、心霊系のほっこりする話が見たい。 オカルト系や心霊系のまとめは多くあるが、その多くはやっぱり「怖い話」というものであまり楽しいものや面白いものというのは少ない気がする。
最後に感動する・・・【おおかみこどもの雨と雪】 主人公、花(はな)は、東京にある大学に通う女子大生。初夏のある日花は、不思議な青年に出会い、その青年と過ごすうちに恋に落ちます。ですがその青年はニホンオオカミの最後の「おおかみおとこ」というこ…
ちぃちゃんのかげおくり あまんきみこ作 夏休みの読書感想文を書くと言う息子のため本屋さんに行ったら、ちぃちゃんのかげおくりがあったので、「私も一緒に読んで内容をきちんと教えるからこれを読んでみるといいよ」とすすめ、購入しました。ちぃちゃんの…
コンビニ人間 村田沙耶香著 半分、実話みたいな感じですよね 芥川賞を受賞したというニュースを見て、著者の村田さん自信、今もコンビニでアルバイトをしているということで興味を持ってすぐ買って読みました。主人公の年齢も同じなので、まあかなり自分の経…
それを愛とまちがえるから 井上荒野 「夫婦のあり方について考える一冊」 ポップな表紙に引かれて購入しました。 タイトルを見て恋愛の内容なのかな、と思ってはいましたが、最初から重い内容で衝撃が走りました。 結婚生活15年の主人公、袴田 伽耶(はかまだ…