2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
江國香織「東京タワー」:岡田准一で映画化されています 江國香織の「東京タワー」を買いました。黒木瞳と岡田准一で大分前に映画化されていますが、年の差の恋愛の小説が読みたくなったのです。なぜなら私も今、大分年下の男の子と恋愛関係にあるから。この…
宮部みゆきの「火車」なりすましの恐ろしさ 久しぶりに本を読みたくなって買ったのが「火車」です。これは、とても面白かったです。よくある推理小説とは少し違います。たいていの推理小説は、きちんと解決しますがこれは、そうではありません。
心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている 神永学 ハラハラドキドキします 探偵物やホラー物が好きで、インターネットで色々調べていました。そんな時、角川文庫のホームページであらすじを読んで気になり書店で購入しました。生まれつき持つ赤い左目で死者の魂を見…
三日間の幸福 著:三秋縋 自分の価値を考えてみたくなるようなお話 もしも寿命が売れるとしたら、自分の余命の値段はいくらになるのか。興味を惹かれる問いがテーマになっている作品です。主人公は幼い頃から自分は特別な人間だと思っていました。将来自分は…
アンマーとぼくら 有川浩 沖縄の神秘を感じます! 「アンマーとぼくら」という小説を買いました。 家族の絆の話なのですが、舞台が沖縄を中心に進行していくので、沖縄に一度でも言ったことがある人には舞台がイメージしやすく、話に入り込みやすいと思いま…
金正男は本当に暗殺されたのだろうか 閉鎖的な国である北朝鮮にてまた不可解な事件が起こりました。ロイヤルファミリーの暗殺事件が起きたからです。北朝鮮は独裁国家であることは有名ですが、身内であろうが国家や権力に逆らうものは容赦なく殺されてしまっ…
『西鶴と浮世草子研究vol.5』(原道生・河合眞澄・倉員正江 編):異色の研究冊子、堂々の完結 『西鶴と浮世草子研究』の最終巻のテーマは芸能。江戸時代は歌舞伎・人形浄瑠璃・見世物といった数多くの芸能が花開いた時代でもありました。当然、同時代の井原西…
『西鶴と浮世草子研究vol.4』(諏訪春雄・広嶋進・染谷智幸 編):文学とセクシャリティ 『西鶴と浮世草子研究』の4冊目。今回のテーマは性愛。性愛と聞くと卑猥なイメージばかりが先行しますが、それは江戸時代以降の認識に過ぎません。東アジアには遊女や遊郭…
「吉野の花」殺人事件 吉村達也・著 分厚い本です。文庫本ですが厚さが、3.5cmもあります。手に取ったときに読み始めるのをためらうほどですが、すぐに引き込まれてしまいます。「吉野の花」といえば、桜です。雪・月・花の3姉妹が出てきます。桜が満開で…
「霧積温泉殺人事件」 吉村達也・著 おなじみ「志垣警部」の「温泉殺人事件」シリーズの中の一冊です。今回は「志垣警部」の家族温泉旅行が物語の発端になります。
シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱 高殿 円著 タイトルからして聞いたことがあるなと思う方も多いと思います。登場人物は名探偵シャーリー・ホームズと女医のジョー・ワトソンとこれまた聞いたことがあるような名前です。この小説はまさしくあのコナン・ドイ…
不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち…子供たちの育てにくさの理由がわかった! 数日前なんとなく書店で目に留まったこの本ですが、サブタイトルは「きょうだい型性格分析&コミュニケーション」とありました。 何だか変わっていておもしろそうだなと思っ…
「フランス人ママ記者、東京で子育てする」 西村・プペ・カリン・著 フランス人女性である著者が、日本人男性と結婚して東京で子育てをする様子をつづったエッセイ本です。
2.43清陰高校男子バレー部(2)壁井ユカコ(かべいゆかこ)を読んで、涙。 2.43清陰高校男子バレー部シーズン2を購入しました。シーズン1の後のお話ですが、ライバル校である福蜂工業の面々が多く登場します。この福蜂工業も応援したくなるチームで、ラストの…
2.43清陰高校男子バレー部 壁井ユカコ(かべいゆかこ)で青春時代を思い出そう! 気になっていた壁井ユカコさん著の2.43清陰高校男子バレー部を購入しました。普段は手軽に読める文庫本ばかりなのですが、久しぶりにハードカバーの本を手に取りました。
『西鶴と浮世草子研究vol.1』(中嶋隆・篠原進 編):古典文学とメディアの蜜月 日本の文学研究者がお互いの意見を表明しつつ、一般人にも楽しんでもらえるような雑誌を作る。そんなコンセプトではじまった『西鶴と浮世草子研究』の1冊目。
『西鶴と浮世草子研究vol.2』(高田衛・有働裕・佐伯孝弘 編):日本文化と怪異 本書は研究者と一般人の両方が楽しめる研究冊子を作るという企画の第2弾です。テーマは怪異となっており、怪異に関連する井原西鶴の作品と浮世草子の諸作品に関する気鋭の論考が集…
『西鶴と浮世草子研究vol.3』(谷脇理史・杉本好伸・杉本和寛 編):お金と文学は切り離せない 人間の本性が現れると言われるお金。実は井原西鶴は『日本永代蔵』『世間胸算用』といったお金と人間のあり方を描いた作品を書き残しています。そんなこともあって…
ローラ・ダラム(上條ひろみ訳)ウエディングプランナーは眠れない アメリカで実際にウエディングプランナーをしている著者による、ウエディングプランナーの女性が探偵役のミステリです。主人公のアナベルが手がけた結婚式で、花嫁の母親が死体で発見される…
三津田信三「五骨の刃」:死相学探偵シリーズ4 小さい頃から他人の死相が見えてしまう青年、弦矢俊一郎が主人公のホラーミステリです。主人公は、その特異体質から拝み屋の祖母と作家の祖父に育てられるという経歴の持ち主で、東京で祖父母の下を離れて、死…
はじめての人のための3000円投資生活 横山光昭著 投資をした事が無くても楽しめる投資の本。 まず、前置きとして、3000円の儲け話では無く、3000円から積立投信始めましょうと言う本です。ネットでの評価で3000円の投資でそんなに儲かるわけがない!!と言う意…
コラーゲン完全バイブル Collage Perfect Bible 真野博 コラーゲンに目から鱗 コラーゲンというとほとんど栄養にならないタンパク質、という認識しかなかった自分です。しかし、この本の表紙のイラストが親近感のあるものだったことから、ふと手に取り読んで…
赤毛のアン ルーシー・モード・モンゴメリ 感動の一冊 言わずと知れた名作を、今更ながら読んでみた。舞台はカナダのプリンス・エドワード島。1人の赤毛の少女が、男の子と間違えられて老兄妹に引き取られる所から話は始まる。アンの想像力の豊かさと、人生…
『江戸の恋文』(綿抜豊昭):いつの時代も変わらない恋模様 恋愛のはじめはラブレターからというのは江戸時代の恋の代表的なものでした。そして、好きな人に渡すものだからこそ失敗したくないと思うのは当然のことです。『江戸の恋文』は江戸時代の恋文の指南…
『過激派で読む世界地図』(宮田律):世界の裏側から目を背けずに 毎日のニュースで必ずといっていいほど見かける「過激派」の文字。右派・左派、キリスト教・イスラム教、白人・有色人種などの対立軸を基にして、過激派は世界各地で活動しています。そんな過…
『文豪ストレイドッグス公式国語便覧』(佐柄みずき):国語の面白さが1冊に 日本の近代文学者を主人公にしたアニメ「文豪ストレイドッグス」。このアニメで登場したキャラクターとその元ネタになった文豪を取り上げ、代表的な作品のあらすじと文豪の生涯、…
【タイトル】エアライン オペレーション入門 / 【編集】株式会社ANA総合研究所 航空業界のこれまでの歴史と発展、実際の航空機の運航を支えるANA社の各部門の役割並びに環境対策に渡り一環した業界の話が惜しみなく分かり易く記載されている。
アンダーカバー 潜入調査 真保裕一 真保さんの本はあまり読んだことが無かったのですが、最初の何ページかを開いて見ているうちに「ライブドア」の破綻とライブドアを立ち上げたあの有名な社長を題材にした本だとわかったので詠むことにしました。母親だけの…
『現代語訳・西鶴 好色一代男』(暉峻康隆):プレイボーイとパロディと教訓 井原西鶴の代表作『好色一代男』。そのタイトルからプレイボーイが酒池肉林の遊戯を尽くす低俗な小説と誤解されることが少なくありません。確かに『好色一代男』では遊郭で遊び尽くす…
【今ある「悩み」をズバリかいけつします!】 【心屋仁之助】 読んでよかったです。 引越し後、子どもの不登校などで悩み、自分自身もどうしたらよいのかわからないときにこの本に出会いました。著者の方は、以前TVで拝見し興味を持っていました。仕事や日…