みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

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2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

感想・書評『ゼームス坂から幽霊坂:吉村達也』ネタバレ注意「幽霊でもいい。もう一度やり直そう」(レビュー)。 #読書

「ゼームス坂から幽霊坂」 吉村達也・著 幽霊でもいい。もう一度やり直そう! ミステリーですが、ホラーでもあります。ある日主人公が帰宅すると、子供はぐっすり寝込んでいて、妻が自殺していました! その時に主人公が考えたことは・・自分の立場が最優先…

ホリデイラブ』1話「スマホの漫画アプリで読んでいた作品」【テレビ感想2018年ネタバレ注意】。 #TV

金曜ナイトドラマ『ホリデイラブ』 1話 以前からスマホの漫画アプリで読んでいた作品でした。なのでドラマ化を知り、とても楽しみにしていました。 不倫相手の里奈役が、漫画のイメージとピッタリで、話し方や仕草など全ていい意味でとてもイライラしながら(…

感想・書評『誰か:宮部みゆき』ネタバレ注意「主人公の義父の運転手が不慮の事故で亡くなったことをその娘姉妹が犯人を」(レビュー)。 #読書

誰か 宮部みゆき ちょっと意外でした。 宮部みゆきさんの本は初期の頃読んでいました。サスペンスタッチなものからヒューマンコメディっぽいものなど、友人に借りたりして読んでいたのは読後最近流行の嫌ミス的な感情にならないことが一番の理由だと最近思い…

感想・書評『サンショウウオ戦争 カレルチャペック著 ・栗栖茜訳』ネタバレ注意「人類以外の生き物が進化し、人類と同じ文明を持ったら」(レビュー)。 #読書

サンショウウオ戦争 カレルチャペック著 ・栗栖茜訳・ 読み継ぎたい風刺文学の新訳です。 もし人類以外の生き物が進化し、人類と同じ文明を持ったら、彼らはどうするだろうか?スマトラ島近くの入江で、チェコ出身の船長がサンショウウオにナイフの使い方を…

感想・書評『けさくしゃ:畠中恵・著』ネタバレ注意「戯作者。話を作る人のことです」(レビュー)。 #読書

「けさくしゃ」 畠中恵・著 「しゃばけ」シリーズ著者によるニューヒーロー誕生 「けさくしゃ」と言えば「戯作者」。「話」を作る人のことです。江戸の頃に、いろいろな人が「話」を作り始めています。「作家」の始まりです。

感想・書評『憂き世店 松前藩士物語:宇江佐真理・著』ネタバレ注意「浪人となってしまった「相田総八郎」の妻「なみ」が主人公です」(レビュー)。 #読書

「憂き世店 松前藩士物語」 宇江佐真理・著 松前藩が国替えとなり、浪人となってしまった「相田総八郎」の妻「なみ」が主人公です。先に江戸に出ていた「総八郎」を頼って何のあてもなく江戸へ出てきた「なみ」が「総八郎」に会えたのは、全くの偶然でした。

感想・書評『ちゃらぽこ 真っ暗町の妖怪長屋:朝松健・著』ネタバレ注意「主人公は居合の達人・荻野新次郎」(レビュー)。 #読書

「ちゃらぽこ 真っ暗町の妖怪長屋」 朝松健・著 場末の町にボロ長屋がありました。妖怪ばかりが住む長屋です。主人公は居合の達人「荻野新次郎」三歳ほどの迷子のような子供(福太郎)を、ごろつきたちから守ろうとして、殴られけられ川に落とされて亡くなっ…

感想・書評『空蝉の夢 京の絵草紙屋 満天堂・三好昌子・著』ネタバレ注意「主人公は、侍としての過去を捨て、京で暮らす戯作者「月夜乃行馬」です」(レビュー)。 #読書

「空蝉の夢 京の絵草紙屋 満天堂」 三好昌子・著 第15回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作品「京の縁結び 縁見屋の娘」で作家デビューした「三好昌子」の第2作です。 今回の主人公は、侍としての過去を捨て、京で暮らす戯作者「月夜乃行馬」…

感想・書評『写楽百面相:泡坂妻夫・著』ネタバレ注意「芝居、黄表紙、川柳、相撲、手妻、からくりなどの江戸の文化と粋を描いています」(レビュー)。 #読書

「写楽百面相」 泡坂妻夫・著 「写楽」は、いったい誰なのか? ほんの短い間に消えてしまった「東洲斎写楽」です。「写楽」はいったい誰なのか?たくさんの作家が、それぞれに自分の説を持ち、多くの「写楽はだれか?本」が、出版されています。

感想・書評『ウィリアム・ギブスンのニューロマンサー』ネタバレ注意「IT技術や医療などが進化していて、人間は電子機器や機械か内蔵」(レビュー)。 #読書

ウィリアム・ギブスンのニューロマンサーにハマる 最近、ウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」というSF小説を読みました。 これまでも、SF小説が好きで何冊か読んだのですが、全てディストピア小説だったので、この本を読むまでサイバーパンクという…

感想・書評『カルマ真仙教事件 下・著:濱嘉之』ネタバレ注意「地下鉄サリン事件、そして5億円の真相」(レビュー)。 #読書

【カルマ真仙教事件 下】著:濱嘉之 地下鉄サリン事件、そして5億円の真相。 全3巻の最終巻。これまでの取り調べでは頑なに事件に口を開かなかった医師の森被告が突如口を開いた。そこから事件解決にむけて着実と進む警察庁と、独自に動く公安警察。そして同…

感想・書評『木洩れ日に泳ぐ魚 : 恩田陸』ネタバレ注意「直木賞、本屋大賞W受賞作品です」(レビュー)。 #読書

木漏れ日に泳ぐ魚 : 恩田 陸 恩田陸さんの直木賞、本屋大賞W受賞作品です。別れを決めたある男女は最後の夜に語り合い物語は進んでいきます。正直最初は彼らが何を話しているのか理解することができませんでした。しかし、読み進めていくうちに、真相が分か…

感想・書評『カゲロウデイズ 著者じん(自然の敵P)』ネタバレ注意「ートである男の子がある日突然パソコンがウイルスに侵され人工知能AIの女の子と一緒に」(レビュー)。 #読書

カゲロウデイズ 著者じん(自然の敵P)非常に興味をそそられました。 この本はニートである男の子がある日突然パソコンがウイルスに侵され人工知能AIの女の子と一緒に自今を解説するという物語です。この本はもともとボーカロイドという音楽ソフトから作られた…

感想・書評『超入門マンガパースと背景の描き方の教科書 中村仁聴(著)』ネタバレ注意「細かくポイントが記されていて分かりやすい」(レビュー)。 #読書

超入門マンガパースと背景の描き方の教科書 中村仁聴(著):細かくポイントが記されていて分かりやすい! 趣味でマンガやイラストを描いているのですが、どうしても背景という壁にぶつかってしまい、困っていたところこの本をみつけました。まず初めに一点透…

アンナチュラル1話「注目していた理由としては主演が石原さとみさんだからです」【テレビ感想2018年ネタバレ注意】。 #TV

ドラマ アンナチュラル 第1話 ドラマ アンナチュラルは、今クールのドラマで私が最も注目していたドラマだったので、いつもは録画をして見ますがこのドラマはリアルタイムでみました。

あいつ今何してる? 1月3日 安藤優子「中学時代の写真を見ると本当に美しい女性だったんだ」【テレビ感想2018年ネタバレ注意】。 #TV

あいつ今何してる? 1月3日 安藤優子 CMではよく流れていましたが一度も見たことのない番組でした。

ベッキーがキックされて素で嫌がっていたことです「12月31日放送 ダウンタウンのガキの使い」【テレビ感想2018年ネタバレ注意】。 #TV

12月31日放送 ダウンタウンのガキの使い 毎年この番組を見るのが恒例になっています。バスに乗って移動してる時に千鳥さんの2人があまり受けなかったっていいあいしてる場面は自然で面白かったです。

感想・書評『筒井康隆:残像に口紅を』ネタバレ注意「アメトーーク!でカズレーザーが紹介」(レビュー)。 #読書

筒井康隆『残像に口紅を』は興味深い アメトーーク!でカズレーザーが紹介していたこの一冊、気になったので買って読んでみました。

感想・書評『鏡の法則:野口嘉則』ネタバレ注意「家族関係・人間関係に悩みのある方にはオススメ」(レビュー)。 #読書

「鏡の法則」野口嘉則~家族関係・人間関係に悩みのある方にはオススメ!~ この本を購入するきっかけとなったのは、あるキャッチコピー。 「京セラ名誉会長 稲盛和夫氏推薦!」です。

ひよっこが毎日楽しみでした。朝ドラを1話も欠かさず見たのは初めてです【2017年一番良かったドラマ】

ひよっこが毎日楽しみでした。朝ドラを1話も欠かさず見たのは初めてです 随分以前から朝ドラを見た事は何度もありました。中には今も忘れられないものや思い出深いもの、また見たいものもあります。

感想・書評『耳すます部屋:折原一・著』ネタバレ注意「ミステリー短編集・叙述ミステリーの名手」(レビュー)。 #読書

「耳すます部屋」 折原一・著 ミステリー短編集 叙述ミステリーの名手と言われる「折原一」の短編集です。 気をつけて、注意して、読んでいかないと・・作者の罠にはまります。え!そんな~~と、いう展開に驚きの連続です。

感想・書評『暗鬼:乃南アサ・著』ネタバレ注意「なに不自由ないように見える暮らしに、大きな家族の謎が」(レビュー)。 #読書

「暗鬼」 乃南アサ・著 なに不自由ないように見える暮らしに、大きな家族の謎が・・ 両親・祖父母・曾祖母・妹・弟のいる大家族に嫁いだ主人公です。家族皆が優しくて、もちろん主人もとても優しくて・・なに不自由なく、楽しく暮らしている主人公ですが・・

感想・書評『F・いつか別れる。でもそれは今日ではない』ネタバレ注意「若い女性を中心に、あらゆる世代のユーザーから支持されている一般の方」(レビュー)。 #読書

F「いつか別れる。でもそれは今日ではない」は目から鱗の言葉が満載! 「いつか別れる。でもそれは今日ではない」は、Twitterでは有名な「F(えふ)」さんという方が書いた本です。この方はTwitterでよく人生や恋愛などさまざまなことに関する啓発や自分の考…

感想・書評『伝え方が9割 2:佐々木圭一 』ネタバレ注意「実例を深めると、応用もしやすいので、日々の仕事にもいかしやすい」(レビュー)。 #読書

伝え方が9割 2 を読んでの感想 前作、伝え方が9割の人にて書かれていた伝えるためのセオリーの実践例を多数収録していることが本作の特徴です。そのような構成であるため、前作を読まなければ、本作を読んでもあまり意味がありません。

感想・書評『考え方の論理 沢田允茂』ネタバレ注意「入門書なのに難しかった」(レビュー)。 #読書

考え方の論理 沢田允茂 入門書なのに難しかった 若い頃から苦手だなと思っていることがあります。それは論理的にものを考えることです。還暦を迎え、この論理的思考を養おうと思ったのです。遅きに失した感はあるのですが、やはり今の私に必要な気がしたので…

感想・書評『ゲームウォーズ アーネスト・クライン』ネタバレ注意「2018年にスピルバーグ監督が映画化するという本作品」(レビュー)。 #読書

ゲームウォーズ アーネスト・クライン おもしろいSF作品が無いかと探しているなか、2018年にスピルバーグ監督が映画化するという本作品がお勧めされていたので読んでみました。舞台は近未来、ただしエネルギーの枯渇やそこから来る超格差社会により世界全体…

感想・書評『余命10年』ネタバレ注意「お話は実話をもとにしての本なので凄いなと」(レビュー)。 #読書

私の最近買った本についてご紹介します。 私は30歳の専業主婦です。私が最近買った本についてご紹介したいと思います。私は普段買うことはないのですが、専業主婦で時間を持て余していたので買いました。タイトルが「余命10年」という本です。とても切なくて…

感想・書評『局地的王道食2巻・松本英子・著』ネタバレ注意「メインディッシュにはなれない、脇役の食べ物たちへの惜しみない愛」(レビュー)。 #読書

「局地的王道食」2巻 松本英子・著 メインディッシュにはなれない、脇役の食べ物たちへの惜しみない愛を綴ったコミックエッセイ第2弾です。 著者の心をがっしりとつかみ、なんと3回にわたって登場した「のらぼう菜」という野菜を私は初めて知りました。ほ…

感想・書評『バースデイ・ガール:村上春樹・著』ネタバレ注意「ウエイトレスをしている主人公は、二十歳の誕生日だというのに」(レビュー)。 #読書

「バースデイ・ガール」 村上春樹・著 15年ほど前に出版された短編集の中に収録された作品の一つが、ポップなイラストで一冊の本になったものです。目をひく真っ赤な表紙の美しさに惹かれて手に取りました。中学校の教科書にも採用されたそうですが、私は未…

感想・書評『この世界にiをこめて:佐野徹夜』ネタバレ注意「小説を執筆している人が読めば、誰しもトラウマになる作品」(レビュー)。 #読書

この世界にiをこめて:佐野徹夜 : 小説を執筆している人が読めば、誰しもトラウマになる作品 小説好きだった主人公・染井と、染井の女友達である吉野紫苑という天才小説家の物語です。