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感想・書評『考え方の論理 沢田允茂』ネタバレ注意「入門書なのに難しかった」(レビュー)。 #読書

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考え方の論理 沢田允茂 入門書なのに難しかった

若い頃から苦手だなと思っていることがあります。それは論理的にものを考えることです。還暦を迎え、この論理的思考を養おうと思ったのです。遅きに失した感はあるのですが、やはり今の私に必要な気がしたのです。

さっそく本を買いました。論理学の入門書です。何ページか読んでもう胸いっぱいになった気がしました。頭がついていかないのです。例えばこういう内容の記述があります。分からなければ飛ばして読んでほしいと。しかしわからないことばかりだと苦痛でもあるのです。この本の初めの方に、キャラメルを使って「分配の法則」というのを説明しているのですが、これまた私には大変なのです。考える物事には水路のようなものがつくられていないものもあるけれど、それをどうしたらとらえられるのかはまだはっきりと決まっていない、そんな意味のことが書いてあります。私はため息をつきました。落胆したのではなくて、私が求めているものは遥かかなたにあるように思えたからです。19ページ目でこの状態ですから、巻末の195ページ目まではいきつくことはないだろうと思えました。18ページまで読んでこんな状態ですから、この本は入門と言いながら、どんな人向けに書いたのだろうと思えて来ます。1年経てばこの本を読めるようになるのでしょうか。私にはそうは思えません。残念なのですが。