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感想・書評『ウィリアム・ギブスンのニューロマンサー』ネタバレ注意「IT技術や医療などが進化していて、人間は電子機器や機械か内蔵」(レビュー)。 #読書

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ウィリアム・ギブスンのニューロマンサーにハマる

最近、ウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」というSF小説を読みました。
これまでも、SF小説が好きで何冊か読んだのですが、全てディストピア小説だったので、この本を読むまでサイバーパンクという言葉を知りませんでした。
近未来を舞台にした小説なのですが、その世界では今で言うIT技術や医療などが進化していて、人間は電子機器や機械か内蔵されていたりと人体改造が当たり前の世界になっています。主人公は、そうしたテクノロジーと人間が一体になった世界で、自らが他人の電子介入された脳内に入り込むスパイのような仕事をする物語なのですが、個人的にはストーリーはもちろん、物語の舞台に興味津々でした。この近未来の物語は、日本の千葉からはじまるのです。人体改造のテクノロジーの最先端と無法地帯が融合した場所として千葉があり、日本の大手企業の名前も出てくるので、親近感も抱きやすくニヤニヤしてしまいます。読みはじめは独特の言い回しや、造語が多くついていけないのですが、二割も読み進めれば慣れてきてすっかりハマってしまいます。
読んでみるとサイバーパンクというジャンルは、日本のアニメなどではすっかり馴染みの世界だと思いましたので、SFアニメ好きにもおすすめです。