みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

感想・書評「鳥籠の家」 廣嶋玲子・著 ちょっとホラーなファンタジー・ネタバレ注意「天鵺家の跡継ぎ「鷹丸」の遊び相手に選ばれた少女「茜」が主人公」(レビュー)。 #読書

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

天鵺家の跡継ぎ「鷹丸」の遊び相手に選ばれた少女「茜」が主人公です。なぜ「茜」が選ばれたのか?他の少女たちと違い、「鷹丸」の守り鳥女の「雛里」を見ることができたからです。もう物語の始まりから、ホラーです。
おてんばで強い心を持つ「茜」だからこそ、この物語の主人公になれたのです。昔からの因縁にからめとられている「鷹丸」ですが、素直で良い子です。
「茜」と「鷹丸」二人で助け合って、過去からの因縁を解きほぐしていきます。
ジュニア向けですが、かなり怖いホラーです。おどろおどろしい土俗的な伝承をもとに、無垢な子供たちの活躍で、怨恨が清められ、これからの課題を残しつつも、恨みの連鎖を解決することができるのです。
かなり怖い描写もありますが、「茜」と「鷹丸」相互の信頼によって、一つ一つ困難を克服していくことができるのです。
ジュニア向けではありますが、十分に大人の鑑賞にも耐えうるホラーでファンタジーです。虫が嫌いな人にとっては、すごく怖い!ホラーと言えます。