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森見登美彦著、宵山万華鏡を読んで・ネタバレ注意「夏が来て祇園祭が近づいてくると読みたくなってしまいます」(レビュー)。 #読書

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万華鏡のように美しい偽・祇園祭のお話です。夏が来て祇園祭が近づいてくると読みたくなってしまいます。しかしあくまで偽の祇園祭なので、これが本当の祇園祭と思ってはいけません。森見さんの妄想の世界の祇園祭なので、一味違った祇園祭を小説を通して楽しみたい人、不思議な感覚に浸りたい人には良い1冊かと思います。
この本の中には子供、大学生、社会人、人ではないものなどいろんな登場人物が出てきます。1話ごとに語り手は違っており、1話は読みにくかったけど2話は読みやすかったなど、読者にとって読みやすい話や読みづらい話が出てくるかもしれません。ですが話はみんな繋がっているので、読み進めていくと「これはこういうことだったのか!」と分かることが多く楽しめます。
ファンタジー小説ですが、話によってはファンタジー要素などまったくないものもあります。大学生がバカバカしいことをやっている話も出てきますし、そうかと思えばシリアスモード全開な話もあります。万華鏡のように綺麗で不思議なこの小説、気になった方は読まれてみてはいかがでしょうか?