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感想・書評「かごめかごめの神隠し およもん」 朝松健・著・ネタバレ注意「貧乏長屋に娘と住む、傘張りの内職をする浪人「福井淳之介」が主人公」(レビュー)。 #読書

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ファンタジー時代劇です。貧乏長屋に娘と住む、傘張りの内職をする浪人「福井淳之介」が主人公です。
長屋の子供たちが一緒に遊んでいる中に、顔の知れない子供が一人・・それが俗に「座敷童」と呼ばれる種類の子ども妖怪だったのです。
軽い感じの読みやすい小説です。訳ありで、浪人になった主人公「福井淳之介」のかつての藩のお家騒動にと、巻き込まれていくのです。
その時の強い味方が「およもん」なのです。
「およもん」とは、九州地方に伝わる妖怪変化。出会った人間は驚いて「およ!」っと叫び、気絶してしまいます。これだけでも、いったいどういう妖怪なのか?この妖怪がどんな役目を果たすのか?気になってどんどん読み進めていくことになります。ちょっとした空き時間の、リフレッシュタイムに読んで楽しい本です。
結果はオーライ!めでたしめでたしで終わりますが、まだ浪人暮らしを続けていくようです。すっかりなついてしまった「およもん」と一緒に暮らしながら、また次の物語が語られることを楽しみにしています。