みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

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大家さんと僕 矢部太郎:読んだ後、じんわり広がる温かな気持ち。ネタバレ注意「日常の物語です。何か特別な大きなことが起こる訳ではなく」(レビュー)。 #読書

タイトル通り、大家さんと作者の矢部太郎さんの日常の物語です。何か特別な大きなことが起こる訳ではなく、日々の小さな出来事を矢部さんならではの優しい目線で描いています。

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「羆嵐」1977年に新潮社から出版された吉村昭の小説。最近近くの本屋で販売されているのを見つけた.ネタバレ注意「北海道の苫前村六線沢の民家をヒグマが襲い」(レビュー)。 #読書

北海道の苫前村六線沢の民家をヒグマが襲い、2人を殺害し女性を食料とし、さらにこのヒグマは近くの民家も襲い子供や妊婦を殺害し女性を食料とする事件が発生した。人の味を覚えたヒグマを駆除するため警察や周りの村人が多く集まったが、結果的にヒグマの駆除できずにいた。その理由はこれらの民衆は自然を理解してないからで、そこで一風変わった山岡銀四郎が登場、一人ヒグマを駆除した。

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「物語のなかとそと 江國香織散文集」 江國香織・著・ネタバレ注意「お風呂好きで毎日二時間入浴すること、果物を大量に食べること」(レビュー)。 #読書

過去15年にわたって書かれた掌編小説とエッセイを一冊にまとめた散文集です。装丁はシンプルで地味ですが、ひっそりとした本の中には江國ワールドが全開になっています。

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警官の掟(佐々木譲)新潮文庫を読んで・ネタバレ注意「冒頭から倉庫街の中で起きる、まるでアメリカ映画のようなアクションシーン」(レビュー)。 #読書

またまた佐々木さんの本を読みました.
佐々木さんといえば警察小説の第一に人者であることは世間の保証するところです。
有名な笑う警官に始まり、北海道の札幌警察を舞台にしたシリーズものも人気があるところです。
実は地元の図書館でも、佐々木さんの本は結構なスペースを占めているため早いうちから読み進め、図書館にある彼の本はすべて読んでしまっています。

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船戸与一の「河畔に標なく」を読み返してみました。ネタバレ注意「本の舞台は、昔はビルマと呼ばれた現在のミャンマーが舞台」(レビュー)。 #読書

またまた船戸与一の本を読んでしまいました。
この本の舞台は、昔はビルマと呼ばれた現在のミャンマーが舞台です。
タイとミャンマーそして中国に接している、麻薬密造の三角地帯あたりを、カチンの森をさまよう、日本人、中国人、カチン人、そしてビルマ人である刑務所副所長の、これらの登場人物たちが描く欲望のはてにあるものとは一体何でしょう。

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東野圭吾作「虚ろな十字架」は面白い・ネタバレ注意「本のテーマは、殺人を起こした犯罪者は即死刑にすべきか」(レビュー)。 #読書

東野圭吾さんの、虚ろな十字架という本を見附け買ってきました。
実は東さんの本は、図書館にもあるので何冊か借りて読んだことがあります。
そして古本屋でも、特に BOOKOFF などでは店のイチオシ作家として、東野圭吾の本を前出しにして、特集を組んでいるところがよくあります。

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