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感想・書評『星に願いを、そして手を。 青羽悠:16歳の文章力とはとても思えませんでした。』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

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ある町の科学館を舞台にこの物語は進行していくのですが、登場人物である主人公の祐人には、3人の幼馴染みの薫、理奈、春樹がいました。中学時代はこの4人で集い、町の科学館のプラネタリウムに設備された図書室で夏休みは勉強会を開いていました。そこである一人の科学館の館長と出会うのですが、この出会いにより彼らの未来は大きく変動していきます。

館長はよく4人に天体や宇宙の話をよくしてくれました。その頃から祐人は宇宙に対し夢を描き始めます。しかし大人になるにつれ、彼は宇宙の夢を諦め、公務員となりました。当時祐人に想いを寄せていた理奈は、祐人の夢を実現させる為に大学院で宇宙の研究をしていました。その頃薫は町の科学館で働き始め、春樹は実家の電気店を継いでいました。そんなある日、科学館の館長が亡くなったと連絡が4人の間で行き渡ります。久しぶりに再会した4人の前には、館長が残した宇宙の記録がありました。そこには当時館長が語っていたときに繋がるあるメッセージがたくされていました。こうして館長が最後に残した謎を解き明かす為4人は再び動き出します…。
この物語の魅力はある4人と館長の関係性から物語が再び始まるという点にあります。幼かった頃の記憶と大人になった記憶を結び付けながら読んでいくストーリーは2つの物語を読みまた記憶を掘り返しているようでとても面白いです。謎を紐解くという点において、少しミステリー感覚でも楽しんで頂けると感じています。