みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

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感想・書評『沈黙の春 レイチェル カーター』ネタバレ注意「1945年ごろから急激に増えてきた殺虫剤だが,その背景と地球に与える影響」(レビュー)。 #読書

沈黙の春 レイチェル カーター 殺虫剤が証明した進化論

1945年ごろから急激に増えてきた殺虫剤だが,その背景と地球に与える影響を独自の視線で語る作品。この物語が書かれる80年ほど前に進化論を唱えて,社会に疑問を投げかけたダーウィンの説を見事に裏付けていく,強く進化していく全世界の昆虫たち。

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感想・書評『誰でもよかった:五十嵐貴久・著』ネタバレ注意「秋葉原無差別殺傷事件を題材にした小説です」(レビュー)。 #読書

「誰でもよかった」 五十嵐貴久・著

「秋葉原無差別殺傷事件」を題材にした、小説です。
渋谷駅前のスクランブル交差点を、事件現場に設定しています。インターネットの掲示板に「これから人を殺します」と、書き込み、軽トラックで、スクランブル交差点に突っ込み、人を撥ね、倒れた人をナイフで刺していきます。

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感想・書評『旺文社 全訳古語辞典:桜井満・宮腰賢 編』ネタバレ注意「カシオ社の電子辞書に初期装備されているほど、信頼度が高い」(レビュー)。 #読書

古語辞典の王道:『旺文社 全訳古語辞典』(桜井満・宮腰賢 編)

中学生が古文を学ぶ際、絶対に用意するように言われるのが「古語辞典」。しかし、書店やネットではあまりにもたくさんの古語辞典が売られていて、いったいどの辞典を買えばいいのか迷ってしまいます。そんな人におすすめなのが『旺文社 全訳古語辞典』です。

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映画が公開され、ブルーレイDVDが発売…感想・書評『伊藤計劃、虐殺器官』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

伊藤計劃、虐殺器官。言葉の引力

私が最近購入した本は伊藤計劃の虐殺器官です。今年の冬に映画が公開され、先月ブルーレイDVDが発売されたとのことでまた名前を見ることが多くなってきたことがきっかけで購入しました。

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感想・書評『国土と日本人:大石久和』ネタバレ注意「日本は世界的に見ても開発途上国だと警鐘を鳴らす」(レビュー)。 #読書

国土開発は無駄じゃない!:『国土と日本人』(大石久和)

無駄な公共事業の代名詞として、様々な場面で批判されがちな土木建築事業。日本は十分に開発されたと思われがちですが、実際には日本は世界的に見ても開発途上国だと警鐘を鳴らすのが『国土と日本人』です。

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感想・書評『朱夏 警視庁強行犯係・樋口顕:今野敏・著』ネタバレ注意「妻が誘拐されてしまいます」(レビュー)。 #読書

「朱夏 警視庁強行犯係・樋口顕」 今野敏・著

「樋口警部補」が主人公の、本格警察小説です。「リオ」「朱夏」「ビート」の三部作の、2作目です。

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感想・書評『ビート 警視庁強行犯係・樋口顕:今野敏・著』ネタバレ注意「警察官の家庭の問題が扱われています」(レビュー)。 #読書

「ビート 警視庁強行犯係・樋口顕」 今野敏・著

「今野顕」著の、本格警察小説です。「リオ」「朱夏」「ビート」三部作の3冊目です。今回は始めから「樋口」と「生活安全課・氏家」とが組んで捜査をしていきます。

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