みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

感想・書評『沼田まほかる:ユリゴコロ』ネタバレ注意「吉高由里子さん主演で映画化されました」(レビュー)。 #読書

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

映画化もされた沼田まほかる「ユリゴコロ」

最近買った面白かった本は、沼田まほかるの「ユリゴコロ」です。最近吉高由里子さん主演で映画化されました。
ミステリーは結構読んでいますが、今まで読んだミステリーの中でNO.1の面白さでした。展開が全く予想出来ず、読んでいる途中で3回程「えっ!?」と声を出して驚いたくらいです。

あらすじは、主人公の亮介がある日父の書斎の押入れでユリゴコロと書かれた4冊のノートを見付ける。そのノートには殺人に取り憑かれた「私」の告白文だった。このノートを書いたのは誰なのか?何故こんなものが父の書斎の押入れにあるのか?という話。

この話だけを聞くとミステリー色が強く感じますが、それだけではなく深い愛の話なのです。
人を殺すことに何のためらいもなく、むしろ拠り所に感じている「私」。
その「私」がある男性に出会い、愛されることによって色々な感情が生まれてくるのです。
そして愛する人を守る為に悲しい選択をするのです。
たくさんの伏線がラストに向かって回収されていく様は圧倒です。
ぜひ読んでみて欲しいです。