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感想・書評『ストライク・ザ・ブラッド17 折れた聖槍・三雲岳斗著(電撃文庫)』ネタバレ注意「著者の職人芸はすごいと思います」(レビュー)。 #読書

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「ストライク・ザ・ブラッド17 折れた聖槍 」三雲岳斗著(電撃文庫):おもしろさの水準が持続

シリーズの17作目ですが、相変わらずおもしろいです。この著者の職人芸はすごいと思います。
このシリーズを知らない方のために、基本的な設定を説明します。
主人公は世界最強の吸血鬼と言われる第4真祖こと暁古城。ただし、ふだんはぜんぜん最強っぽくありません。
もうひとりの主人公は、その古城の監視役としてそばにいる雪菜という少女。もちろん美少女です。
彼らが住んでいるのは絃神島という、魔獣が住むことを許された島です。
物語のパターンとしては、主人公やその島に、さまざまの魔獣や吸血鬼や災厄がおそいかかり、古城と雪菜と彼らの仲間が力を合わせて、これをしりぞける、というものです。
その基本パターンに、さまざまの枝葉がついて、毎回新しい物語として楽しめるのです。
ただし、実のところ私は、このシリーズの魅力の本当の源泉は、毎回登場するさまざまの美少女にあると思うのです。
今回登場するのは、雪菜にそっくりの零菜という美少女。読者にはすぐにその正体がわかります。でも、作中の登場人物たちはなかなかそれがわからない。それが読者の優越感をくすぐります。
このシリーズはほとんどはずれがないので、この第17巻を読んでおもしろいと思ったら、第1巻から読み直してみるのもよいでしょう。