SHINOBI クライマックスは涙で前が見えません。
山田風太郎作「甲賀忍法帖」を仲間由紀恵さん、オダギリジョーさんを主演に迎えた実写映画。伊賀と甲賀は古くから対立している忍の里である。伊賀の党首の孫である朧と甲賀の党首の孫である弦之介はお互いの身分を隠しながら恋に落ち、逢引を繰り返していた。そんな中で、徳川家康の命により、次期将軍を決めるため、伊賀と甲賀の5対5の戦いが行われることとなった。
朧と弦之介もそれぞれの里の5人に選ばれ、戦わなくてはならない運命に置かれる。弦之介は徳川家康の真の狙いに気付き、戦いを阻止しようとするも、戦いの火蓋は切って落とされた。それぞれの里から選抜された5人の忍法を駆使した壮絶な戦い。自分の里の命運を担い、何としてでも勝とうとそれぞれが死闘を繰り広げていた。次々に死にゆく仲間。心も体もぼろぼろになる中で、ついに朧と玄之助が対峙する。里を背負っている責任、里のために戦い死んでしまった仲間の想い、すべてを背負った2人。愛する人を殺さなくてはいけないという悲しみ…。感情移入してしまい、号泣しました。愛し合う2人のバックフィールドがとても切ないです。
ありがとう寄稿。
今の「こち亀」では、あまり描かれない部分。当時「劇画でギャグ」と言われていたところでしょうか。また、携帯電話とか、便利な移動手段ができた昨今では、表現できない部分かも知れないです。
こち亀8巻「アドリブ旅行」加藤松吉を巡るエピソードが感動的でした。 - ナカノ実験室