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感想:西澤保彦「夏の夜会」現実にありそうなレベルの20世紀少年みたいな小説(2014年読んだ本)

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延命 2014/06/01 [14:36]

西澤保彦「夏の夜会」

小学校の同級生と、30年ぶりに結婚式で再会して、思い出話してるうちにお互いの記憶の齟齬に気づいて、みんなが忘れてる同級生やみんなが忘れてる殺人事件の存在が明らかになってきて…
みたいな、「現実にありそうなレベルの20世紀少年」みたいな小説。

解決編が、「記憶違いしてたけど真相はこうだったんじゃないか」くらいで終わって、それも記憶違いでない保証は特にないので、そういう後味を狙ってるのかもしれないけれどもやもやする。

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