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感想・書評『望湖荘の殺人:折原一・著』ネタバレ注意「最後の最後まで、犯人がわからない」(レビュー)。 #読書

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「望湖荘の殺人」 折原一・著 最後の最後まで、犯人がわからない~

「折原一」の作品は、どれも犯人が最後までわからないことが多いですが、この作品は本当に犯人がわかりません。それって、反則なのでは・・と、言いたくなるほどの仕掛けになっています。
大型家電販売店の経営者が、自分を脅していると目される5人を、山荘に招待します。「雪に閉じ込められた山荘もの」という、ミステリーではよくある設定です。
さぁ誰が犯人なのか?殺人事件が次々とおきます。「経営者」まで殺されます。別荘番も殺されてしまいます。犯人は5人の中にいるのか?
皆が皆、疑心暗鬼にさいなまれます。だれも信用することができない・・最悪の事態です。もちろん電話もつながらず、外界とは切り離された状況です。
ひょっとして・・犯人は?いろいろと考え併せていくと、だんだん解決に近づいていきますが、そうか!そういうことなのか!と、思ったところへ、大どんでん返しがあります。
え~!それはいくら何でも!禁じ手ではないのだろうかと、思わせる展開で、話は振り出しに戻ってしまいます。なんてこったい!
だまされる快感はありますが、何だかちょっと、読み終わって疲れが残りました。