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感想・書評『昭和珍道具図鑑:魚柄仁之介著』ネタバレ注意「生活を便利にするために発明された道具の数々を紹介した本です」(レビュー)。 #読書

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「昭和珍道具図鑑」魚柄仁之介著(レトロ感たっぷり)

大正から昭和の時代に、生活を便利にするために発明された道具の数々を紹介した本です。
当時の雑誌の表紙や記事・写真、イラストをふんだんに掲載して、わかりやすい内容となっています。
本のタイトルには「珍」の文字が入っていますが、今だから「珍」なのであって、当時の人にとってはごくまじめな実用的な道具ばかりだったのでしょう。
たとえば氷箱とか冷蔵箱という名前のものが紹介されています(64~69ページ)。今で言う冷蔵庫です。電気を使わず、木製の箱の上に氷を乗せて中を冷やすしくみです。これが馬鹿にしたものではなくて、30×20×10センチの氷ひとつで夏場でも2日間使えたとか。意外にすぐれものだったようです。人の知恵というものに私は感心してしまいました。
あるいは中山式快癒器が126ページに紹介されています。「珍道具77」となっていますが、とんでもない。私はこのてのものを今でも使っています。
全体にレトロを感じさせ、ばかばかしい、というより、ほほえましい感じがしました。
絵を見ているだけでも楽しいです。たまにはこんな本で暇つぶしはいかがでしょうか。