『絵で読む伊勢物語』(山本登朗):文章と絵を照らし合わせると面白い
筆者の山本氏が京都新聞で連載した記事をまとめた1冊です。『伊勢物語』から原文を抜き出し、それを現代語訳して解説を加えるというオーソドックスな1冊ですが、そこに伊勢物語絵巻の絵とその読み方を合わせたのが画期的です。やはり、絵が合わさると古典作品をビジュアル的に理解できるので、理解度が飛躍的に上昇する気がします。
おそらく絵巻が書かれた時代でも『伊勢物語』を文章だけでは理解できない人が多く、そのような人向けに作品を理解できるようにと絵巻が生まれたのではないでしょうか。また本書では絵巻の絵そのものをどのように読めばいいのかも解説されており、伊勢物語の面白さを多角的にしっかりと感じ取れる内容になっています。古典文学は内容理解だけでなく、古典文学をどのように考えるか、古典文学は古人にどのように読まれたのかを知ることに面白みがあると気づかされました。本書は古典を学び始めた中学生や高校生には最適の本だと言えます。
ありがとう寄稿。
バナナマン 設楽、日村と元AKB 大島麻衣(おおしま まい)とで、毎回違うオトナティーチャーを迎えて、その講義(?)を受けてもらうという番組です。
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