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終業式で、辞職するシングルマザーの女教師、森口の別れの挨拶から始まります…感想・書評「告白:湊かなえ」ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

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「告白」 湊かなえ 救いようのない話でした。

後味が良くない本と調べた時に出てきた本でした。実際に読んでみて、事件に関わった全ての人が不幸になっていきました。小説は終業式で、辞職するシングルマザーの女教師、森口の別れの挨拶から始まります。本には女教師のセリフのみで、その教室の光景や、生徒や教師の心理的描写は一切ありません。

しかしその教室の雰囲気、生徒たちの緊張感、森口の言動から溢れ出る怒りを感じ取ることができます。そして、その森口の告白の後から壊れていくクラスの様子や森口の娘を殺した犯人である下村と渡辺の様子も印象的でした。個人的には下村がどんどん壊れていく様子は読んでいて辛いものがありました。彼の中にある嫉妬や、劣等感に共感できたからです。彼は少し心が弱い人間で、中学校に入学してからうまくいかないことばかりで悩んでいた時に渡辺と友人関係になり、森口の娘にいたずらをしようとします。しかし渡辺は森口の娘を殺そうとしており、下村は騙されてしまうのです。騙されたことを腹いせに渡辺を邪魔しようとして森口の娘を自分の手で殺してしまいます。それを終業式で告白され自分の飲んだ牛乳にHIV患者の血液が混ぜられていたことを知り学校にも行かず引きこもり、最後には母親を殺してしまいます。彼の手の差し伸べようがないほどの転落ぶりに殺人犯といえども悲しくなりました。小説は全て誰かの主観で描かれています。そのため誰かの思い込みや都合のいい嘘なども主観として描かれています。同じ出来事でも人によっては考え方や捉え方が全く異なり、小説に描かれていることが全て正しいわけではないというところも面白かったです。

ありがとう寄稿。

今回は、ゲストに小栗旬さんを向かえ、情熱大陸出たい芸人達が、情熱大陸風にドキュメンタリー風に撮影した物が番組内で流れ今回出演した芸人さん達皆さんが満足していました。観ている側もとても楽しかったです。今回は、一番いじられていたのは、芸人の品川さんでした。

アメトーーク情熱大陸出たい芸人/テレビ感想&あらすじネタバレ注意・ゲストの小栗旬さんは、映画の番宣のための出演でしたが、今回の企画を楽しんでいる様子。 #TV - ナカノ実験室