百田直樹『海賊とよばれた男』 戦後日本をささえた巨人
実在した出光興産の創業者、出光左三をモデルにしたであろう作品。
フィクションは織り交ぜられているものの、太平洋戦争に突入したのは石油不足が原因であるし、今のアメリカの地位を築いたのも石油ということがよくわかる本でした。
それまで石炭が主力だった世界の情勢をひっくりかえした石油。
まるで本当に油の臭いがただよってくるかのようなリアルな描写でした。
戦後をささえてきた人たちはこういう人だったんだな、と思い知らされた作品です。
多少人物が美しく描かれすぎているな、とは感じますが戦争から戦後、そして現代にいたるまで主人公たちが、血と汗を流して日本のために働く姿には素直に感動させられました。
商売は金儲けではない、黄金の乞食になるな、という言葉がありましたが、これは今の流通業界にかけていることだと思います。
今は当たり前にガソリンを使えていることが奇跡であるということをまざまざと感じることができました。
作中で永遠の0の宮部がパイロットとして登場したのには、ニヤリとさせられました。
とにかく素晴らしい作品です。日本人に生まれてよかったと思えます。
ありがとう寄稿。
演歌歌手の氷川きよしさんと、ヒルナンデス火曜日メンバーが築地を巡るコーナーを見ました。
ヒルナンデス206年10月4日、築地巡り/テレビ感想&あらすじネタバレ注意・氷川きよしさん、天然でおとぼけさんなんですね。 #TV | アフィリエイト収入で生活したいブログ。