オトナもじっくり、考えてしまう。「ココロ部」。
NHKにて4月29日午前9時45分~、15分ほどの番組でしたがついつい見入ってしまった「ココロ部」。ジャンルは道徳番組です。番組MCはアンジャッシュ・渡部さんと小島さん。日常生活のさまざまな場面に直面したとき、どう向き合うっていくのかをお芝居を交えながら各自で考えていく・・・という内容でした。
この日のテーマは『友達からぜひ飾ってほしいと変なお面をプレゼントされたが、はっきり言って自分の趣味でない。こんな時どうすれば?』でした。番組の視聴対象年齢はおそらく小学校高学年だと思われるのですが、こういったシチュエーションは大人である私にもじゅうぶん起こり得るもので非常に興味深かったです。「友達には丁寧に謝り、何とか飾らない方向で理解してもらう」という流れだったのですが、話をする直前でそのお面が友達の手作りであったと判明。この場合、ますますどうすれば?と、現実でも起こりかねないシチュエーションが展開されていきました。
結局なにが正解でなにが間違いなのか、番組でも答えが出ること無く終わりましたが・・・後半に出てきた『相手も大事・自分も大事』という言葉にハッとさせられました。友達の想いを尊重することは美しいですが、自分の気持ちを押し殺してまでやらなくても良いんじゃないか?
私ならどうするだろう?
人間関係の在り方や、情の重さについてこんなにじっくり考えさせられたのは、どの位ぶりでしょうか。とにかく奥の深い番組でした。