キン肉マンの戦いはどう終結するのか
これまでの簡単なあらすじ、内容紹介(気になる伏線・見どころなど)。
前シリーズの戦いが終わり、いったん完結したところから今シリーズは始まり、完璧超人対正義超人と悪魔超人の連合軍の闘いが発端となっており、この世の管理者を名乗る完璧超人始祖・完璧超人始祖の枠組みを作り、超人と言う種を神の怒りから救った超人閻魔が正義超人の強すぎる力を抹殺するために動き出した事が今作のあらすじ。
意外な登場人物、セリフ、超人の技の伏線は過去の単行本すべてに埋まっているといってもいいほど驚きのある内容です。
登場人物は最後にどうなる?
キン肉マンの過去のシリーズを考えると敵対した組織はほぼ壊滅し、犠牲になった仲間は蘇ってシリーズは終焉している。ただし今回は蘇りのシステムが破壊されていることや味方側の正義超人と悪魔超人の連合軍の犠牲者が非常に多くなっていること、敵対する相手が元・神という今までにない格の相手であることから、勝ち残った超人たち以外の行方は非常に不透明です。
ラストシーンはどうなる?(ハッピーエンドか?バッドエンドか?)。
「殺しあうために戦っているんじゃない、わかりあうために戦っているんだ」と言うテリーマンのセリフがこのシリーズの象徴になっていると思います。キン肉マンはシリーズ通じて勝利でのハッピーエンドとなっていますが、ここでの問題はあまりに思想が違う敵である完璧超人とわかりあい、正義超人の心を伝えきるのがラストシーンがハッピーエンドになる事に必要なことではと思います。
続編があるなら?
今作自体が時間軸で考えると続編であるキン肉マン2世の前の作品であるのですが、続編を考えずに突っ走っているのが今の面白さにつながっています。(ストーリー的に現在、2世とつなげることは難しいほどです) 続編があるならキン肉マン2世の続編になるのではとも思います。