さまよう刃 東野圭吾 自分が被害者の遺族なら同じことをしていた
読んだ感想は、なんとも言えないに尽きる。
私には出来のいい妹がいて、シスコンです。家族大好きです。まだ自分には子供がいませんが、もし妹が被害者と同じ死に方をしたら。
絶対に妹にひどいことをしたやつらを殺したいと思うでしょう。憎しみがとまりませんでした。むしろ読んでとても嫌な気持ちになりました。でも、実際にこういうことがないわけじゃないんだ、と思うと、とてもいたたまれなくて。悲しくて。なんでそんなことが出来るんだろうって思います。ひどいことをした人間には倍以上の苦しみを与えなければならない、そんな気持ちだけが残りました。残された家族の苦しみはどこへ吐き出せばいいのでしょうか?どこにも吐き出せず、苦しみ続けるだなんてどうしてできるでしょうか。そんな人間が世の中にはいる。なんて恐ろしく、悲しい、怒りしか残らない本でしたが、世の中平和なことばかりが当たり前じゃないと教えてくれる本だったと思いました。
読んだ人たちで話し合いたくなる、そんな本です。
ありがとう寄稿。
真田信尹の久々の登場がとても興味深かったです。家康がこの信尹を呼んで、幸村の調略を命じるという展開にはワクワクしました。亡き昌幸、信尹、そして幸村は三人とも似た者同士の策士ぶりがすごいですね。
真田丸46回「砲弾」テレビ感想&あらすじネタバレ注意・家康がこの信尹を呼んで、幸村の調略を命じるという展開。 #TV | みんなのレシピ・お料理ブログ。