漫画、「るろうに剣心」の最終回は、ほっこり出来ます。
漫画、「るろうに剣心」の連載中は、こんな最終回が待っているなんて夢にも思いませんでした。
「るろうに剣心」の最終回は、いきなり五年後の世界になっています。
今まではずっと何かと戦い続け、仲間達に囲まれながらも戦々恐々とした日々を過ごしていた主人公。
その主人公によく似た面立ちの少年が、かつて主人公が居候をし、ヒロインが住んでいた家の塀の上で泣いているのでした。
その子を助けたのは、かつてヒロインに剣術を仕込まれ、主人公の背中を見て育った少年でした。
なんと、塀の上で泣いていたのは、主人公とヒロインの息子だったのです。
ヒロインの家の道場で一戦交える事になった少年と主人公。
結果は主人公に軍配が上がるのですが、主人公は少年の元服祝いに、自ら苦労を共にしてきた刀を譲るのでした。
そしてそんな主人公に、ヒロインと息子から「お疲れ様」の一言。
本当に、ハッピーエンドで良かったです。
最後、それぞれの事情で仲間が散り散りになってしまったのは寂しいですが、素敵な最終回でした。