そして二人だけになった新潮文庫) 森博嗣 衝撃のラストだが正直どうでも良い。
これは素敵ミステリィです。
ラストは精神の問題に帰結する。しかしそんなことはどうでも良くなってしまう。それが一番素敵で純粋なのだから。
これは素敵ミステリィです。
ラストは精神の問題に帰結する。しかしそんなことはどうでも良くなってしまう。それが一番素敵で純粋なのだから。
なんといっても「謎解き」が、スゴイです。主人公・大学院生の西之園萌絵が魅力的です。頭が良くて(天才的!)情に厚く、もろいところもあり、ちょっとかばってやりたくなる女性です。結局は、私のほうがかばわれるようになりそうですが、魅力的な女性です。個性豊かな学生たちもそれぞれに設定がうまく、現実に存在していそうな感じです。
主人公は魅力的な大学院生「西之園萌絵」です。彼女が出てくると、ドキドキしますね。優しいし、情が厚く頭が良い。友達になりたいです。無理だけど・・
この作品は「首吊り自殺?」が、連続して起こります。自殺なのか?他殺なのか? 奥で糸を引いているのは「真賀田四季」なのか?・・
どんな本を読もうかとおもったが、自分にとって最も関心が高いものを読みたいとおもった。本というとそれぞれあり、自分にとっても関係のあることがある。自分がどういう風にして本と関係しているか、また本がどういう風にして自分の身近にあるか考えたいとおもった。本にあるものの中でもタイトルは重要で、自分が本を決めるときに決めるものだ。
堂場瞬一さんのミステリー3部作の第3弾で、いよいよ最終章です。
予期せず追われる身となってしまった主人公の鷹見。タフで行動力のある人物なので、このまま東京で大人しくしているわけはないと思っていました。予想通り、粘土板の謎を解き明かすためにすぐにベルリンへ飛んだ展開にはワクワクしました。
「青いイルカの島」という本は、「わたしが私になる方法」(サリー・ワーナー)という本から知りました。「わたしが私になる方法」の主人公、カーラが一番好きな本で、カーラに自分を重ねていた私は図書館で「青いイルカの島」を借り、カーラのように読書感想文を書く事にしました。
この本は私が中学生の頃の3冊ある課題図書の内のひとつです。この本を選んだ理由は同じくらいの年頃の少女が主人公で、この時代の女の子はどんな事をしていたのか興味を持ったからです。舞台は大恐慌時代のアメリカで、主人公は貧しい農家の娘です。彼女には、砂嵐、事故、母の死、父の病気など様々な困難が降りかかりますが、それでもたくましく生きていきます。全体を通して詩のような表現で書かれているため、気分が重くならずに読む事が出来ます。