読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

感想・書評「現代歴史学の名著:樺山紘一・編」ネタバレ注意・歴史を眺める視点を学べる1冊(レビュー)。 #読書

読書感想
【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

『現代歴史学の名著』(樺山紘一・編):歴史を眺める視点を学べる1冊

今、世界各国で「正しい歴史認識」を求める動きが盛り上がり、同時に「歴史から学べ」という論調も高まっています。しかし、よく考えてみると、自分たちは歴史を学ぶ方法や歴史学が積み上げてきた成果をよく知らないことに気付きます。つまり、口では歴史の重要性を述べつつも、実際には歴史について何も知らない現実があるのです。

このような現状に危機感を持つ人におすすめなのが『現代歴史学の名著』です。本書では現代歴史学で必ず参照される歴史学者の代表的な著作の意義や成果を紹介しており、現代歴史学のエッセンスと言うべき内容に仕上がっています。収録されている歴史学者の著作を見ていくと、過去の出来事の意味や意義を探りつつも、そこから常に現在を見つめる目があることに気付きます。本当に語り継がれる歴史学者は過去から目を背けず、かつ現在を見つめることを忘れない人々なのだと思いました。今の私たちは過去を語るばかりで、過去に学んで現在を変えるといった現在への視点を欠いているのではないでしょうか。『現代歴史学の名著』は歴史学のエッセンスだけでなく、過去と現在を見つめるまなざしの大切さを教えてくれるのです。