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感想・書評「まんがでわかる伝え方が9割」ネタバレ注意・著者はコピーライターの佐々木圭一さんです(レビュー)。 #読書

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まんがでわかる伝え方が9割という本を読んで

まんがでわかる伝え方が9割という面白いタイトルの本を発見したので読んでみました。著者はコピーライターの佐々木圭一さんです。佐々木さんはもともと伝え方が下手で悩んでいたそうです。そしてご自身で十数年かけて編み出した伝え方の技術をわかりやすくまとめた本がこの本です。

タイトル通り、これは漫画です。なので普段活字ばかりの本を読むのはちょっと・・・と言う方でも大丈夫!楽しく読んでいくうちに伝え方の技術が学べちゃうというなんともお得な本です。
ストーリーはいつも仕事がうまくいかない雑誌編集者の女性があるきっかけで強烈キャラのオネエに出会います。そのオネエからコミュニケーションスキルに関するコツを伝授してもらうことで徐々に仕事も恋愛も上手くいく!というのがざっくりとしたお話です。全4章の構成で各章の終わりに大事な技術についてまとめが書いてあって漫画を流し読みした後、そのまとめを読むことで更に理解を深められます。
みなさんも、伝え方って悩んだりしませんか?上司として部下にどう接したらいいのかわからない。一つ間違えたらすぐパワハラとか言われたり。部下として上司にどうやったら自分の意見を聞いてもらうことができるだろう。一つ間違えたら口先だけのやつというレッテルを貼られたり。誰でもがいろんな場面での人への伝え方に悩みを抱えていると思います。その伝え方にも実は技術があってうまくその技術を駆使すれば、仕事でも友人関係でも、家庭内でも上手に伝えられるようになります。そう、伝え方の技術って職業とか立場とか性別とか関係なく、誰でもに必要な技術なんですよね。
書いてあることはなにも難しいことはないなって思いました。改めて言われると、そうか。なるほど、確かにって思っちゃうことばっかり。例えば、何かを人に頼みたいとき、名前を呼んでお礼を述べた後にお願いごとをする。これだけで、人は受け入れやすくなるんだとか。確かに、名前を呼んでもらえるだけでちゃんと自分を認識されてる感が出るし、最初にいつもありがとうとか言われたら、なんとなくその後のお願いを断りにくくなりますよね。これはとても些細な例なんですけど本の中にはもっといろんなことが沢山書いてあります。
この本事態も伝え方が上手だなって思うのが漫画で描かれているということです。漫画で描くことによって活字が苦手な人にも伝わるし、娯楽の一環として楽しんだ上に技術が学べる一石二鳥の構成になっています。学ぼうと思って読まなくていいんです。お気に入りの漫画を読むのと同じ感覚で楽しく伝え方を学ぶことが出来ます。誰でもに必要な技術が誰でもが読みやすい形になっている本。それがまんがでわかる伝え方が9割という本なんだと思います。