「家請人克次事件帖 春告げ鳥」築山桂著(双葉文庫)
「家請人克次事件帖」の第3巻です。
「家請人克次事件帖」の第3巻です。
月刊小説現代で募集しているショートショートコンテストの受賞作品を再録したものです。アマチュア作家の作品集ですが、なかなかに侮りがたいです。
1999年、埼玉県桶川の駅前で女子大生が自身を苦しめたストーカーによって殺害された事件。
警察は被害者から何度もストーカー被害を訴えられますが、事件としてまともに取り合うことは無く、被害者を傷つけるような言動さえもありました。
愛知県で元建築家である旦那様の設計したキッチンガーデンのあるお家に住む、ご高齢のご夫婦の素敵なナチュラルライフについてのお話しです。
今や、綾瀬はるか主演で再ヒットしているこの作品。
上橋さんのこの作品は、なによりその世界観に魅了されます。用心棒バルサやヨゴ国皇子チャグムをはじめとする個性的なキャラクター達が織りなす冒険と陰謀の旅。
娼年(しょうねん)という本は、タイトルの通り、20歳の少年が娼婦として生きるという物語です。最初は、一人の少年がどうして娼婦を目指したのか、どのように娼婦になっていったのかが気になって読み進めていきましたが、途中からは、何とも言えない素敵な表現力、異性の魅力、性の魅力に惹かれて読んでいました。
数学は苦手な人が多い科目です。この本は、東京大学、京都大学、一橋大学など有名な大学の入試問題の解説を面白く解説しています。解説に使う知識、公式はもちろんのこと、解き方のコツなど数学が苦手な人でもイラストを交えて分かりやすく書いてあります。