水に濡れることで時間を行き来できる不思議な力を持つ主人公が就活の合間に兄の探偵稼業を手伝うお話しです。
今回は街の商店街でなぜか1等ばかりが連発する事案が発生します。
バカバカしくも奇妙な調査の依頼ですが、冒頭から福引の景品が“つぶしカレーパン”というこれまた謎な商品が目を引きました。
職人が1点1点手間をかけてつぶしたカレーパン…。
これは脚本を担当するブルー&スカイさんのセンスが暴走している感があり、笑えました。
また、今回はいつも以上に混沌を極める内容で先程の事件には現在失踪中の羽衣の母親が関わっているようなのです。
今までのほほんとした流れから複雑な伏線とスピード感のある展開はいつもと違う興奮がありました。
まるで小劇場のお芝居をみているような感覚で楽しめる肩肘を張らない内容は安心感があって良かったです。
そして、次回は最終回。
母親と思しき人物が羽衣たちの前に姿を現します。
はたして失踪の真相とはなんなのでしょうか。