クラスメイトの自殺の理由を、他のクラスメイトを人質に取り、荒手の手段で見つけていくストーリーだったので、最終回で思いもよらない理由や犯人が見つかると思ってはいましたが、いい意味で期待を裏切られた最終回でした。
ネット上の誹謗中傷という現代の問題点を犯人にすることと、ストレートにそれに対する思いを主人公の柊一颯がぶつけることで、すごく考えさせられましたし、現代に必要なドラマだと思いました。はじめはそんな社会的なメッセージのあるドラマだとは思わなかったのですが、金八先生のようなストレートにメッセージ性のある学園ドラマとはまた一味違う、現代に合った、まさにネット住民にも見やすいドラマでした。最終回は涙あり、手に汗握る場面もあり、謎解き的な要素もあり、あっという間の一時間でした。