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感想・書評『『「繊細さん」の本』 武田友紀』ネタバレ注意「著者はカウンセラーですが、ご自身も繊細な性格」(レビュー)。 #読書

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「繊細」と聞いて思い浮かべるのは、色白でおしとやかでか弱い印象の女性ではないでしょうか。なので、自分のことを「繊細」とは言いにくいのですが、この本を読んで私は立派な「繊細」だと気づかされました。

自分に寄せて言えば「気にしい」と言った方が正しいかもしれません。この、何かと気にし過ぎてしまう性格のことを「繊細さん」と呼び、生き方、人間関係の構築の仕方を優しく説いてくれるのがこちらの本です。著者はカウンセラーですが、ご自身も繊細な性格ということもあり、言葉がとても丁寧で優しく、読んでいると実際にカウンセリングを受けているような気持ちになります。これまで「気にし過ぎはやめよう!」と意気込んでは失敗に終わるを繰り返してきた私にとって、気にし過ぎの性格は克服すべき課題ではない、いいものとしてとらえるところから始めよう、という冒頭の著者の言葉から勇気づけられました。人といると疲れてしまう、他人の機嫌に左右されてしまう等々、感じることがあればぜひ手に取っていただきたい本です。