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感想・書評『友罪 薬丸岳 他人と自分の過去』ネタバレ注意「タイトルと裏表紙の説明でなんとなく内容はわかります」(レビュー)。 #読書

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先日、裏表紙を読んで気になったので購入しました。長編だったので数日に分け、じっくりと読んでみました。時間があまり取れなかったので数日になってしまいましたが、もし時間があれば1日で読み切りたいと思わせる内容でした。

友罪というタイトルと裏表紙の説明でなんとなく内容はわかりますが一体著者は、何を訴えたいのだろうか?と思い読み始めました。誰しも過去があり現在があります。そして、それが犯罪の場合も軽微なものから重い罪まで。一体、人はどこまで許せるのであろうか?刑務所に服役し、出所し日常生活を送っている中で知り合った相手の過去を知ってしまった場合、人はどういう行動をとり、どういう考えになるのであろうか?とても気になり読み進んでいきました。友人の過去が重大だった場合、それまでの関係が自分なら続けられるだろうか?逆に自分の過去が相手に知られた場合、自分ならどうするだろうか?どちらの立場にもなり得る為、感情移入しながら読む事が出来ました。この小説は読み手の考えが様々だと思います。また自分の人生が変わった時にもう一度読み直そうと思える小説でした。