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棄権させないことはパワハラなのか?「宮城で開催される、クイーンズ駅伝の予選会、「プリンセス駅伝」で這って襷をつないだ岩谷産業の選手」 #気になるニュース2018年

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11月に宮城で開催される、クイーンズ駅伝の予選会、「プリンセス駅伝」で這って襷をつないだ岩谷産業の選手について、ネットやニュースで止めなかった監督や運営本部などに責任を追及したり、中には「パワハラ」だという声も耳にする。

しかし、駅伝という競技を全く知らないんだろうなと、笑ってしまうような暴論が多い。

あるコメンテーターは「選手が走れなくなったところで、次の選手に襷を渡せばいい」と言った。

駅伝は各ランナーがちゃんと走る距離が決まっていて、区間のタイムが最も速い選手には「区間賞」が送られる。それなのに、途中で故障したからと言って、そこまで次の選手が戻ってきて襷をつなげば、故障した選手と次に走る選手の距離が全く変わってくる。

2人のタイムは、誰と比較されるのか?両方の区間でこのチームの記録は、残らない幻の記録となり、ゴールしてももちろん、本線へ出場できることもない。

またこれは『パワハラ』ではない。

監督やコーチの命令ではなく、チームの仲間が毎日、厳しい練習を自分と共にしているのを見て、なんとか襷をつなげようと、最後は四つん這いになってでも中継所を目指した。

例え予選を通過できなくても、襷をつなげたい。

これは、今回の岩谷産業に限ったことではない。正月恒例の箱根駅伝でも、多くのランナーがフラフラになり、時に意識を失って、襷をつなぐと同時に倒れ込むランナーもいる。

トップから3分差が付くと、まず駅伝で逆転は難しい。さらに繰り上げスタートの時間があるんだから、もう無理に走らず、繰り上げスタートを選ぶという方法もある。

しかし、ランナーはみんな、チームのため、他の選手のために、ボロボロの身体に鞭を打って中継所を目指す。

美しい根性論に加え、これは他のランナーの努力を無にしない気持ちから来るものなんです!

簡単にパワハラで非難のやり玉にあげられたら、無理して走った選手が一番可哀想だよね。