斎藤一人さんがオススメする本ということで、何も考えず手に取った俄。ストーリーは、父が逃げてしまい、子1人になった主人公がどうやって生きていくか?
どうやって金を稼ぐかから始まる。正直、泥棒稼業に近いことをする主人公。現代に合わず、このまま読み進められるか不安になった気もありましたが、大きく成長していく主人公はお金を求めず、人の大事さ、命の大事さを最上級の課題として生きていく。
命に代えられるお金は無いといったところです。現代では、お金、地位、自分の立場、その後といった自分中心のことを大事にするあまり、義理と人情が忘れ去られることが多々あります。欧米化とはそういうものなのでしょうか?最後に勝つのは、俄の主人公、万吉のような生き方であって欲しい。万吉のように生きたい。
そこまで自分がバカになれるのか?読み進めるほどに自問自答を繰り返し、万吉ワールドに夢中になります。人の生き方、生き様が書かれている本と斎藤一人さんが推奨する意味が、読めば読むほどに伝わってきます。