みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

感想・書評「心霊特捜」 今野敏・著 鎌倉署にある「R特捜班」の物語・ネタバレ注意「心霊現象が絡む事件を捜査」(レビュー)。 #読書

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

「R」とは「霊」の略で、主に心霊現象が絡む事件を捜査します。係長の「番匠京介警部」主任の「数馬史郎巡査部長」「鹿毛睦丸巡査」「比謝里美巡査」の4人です。
「数馬」「鹿毛」「比謝」は、「霊」を見ることができます。「数馬」は、古神道の伝承家系。「鹿毛」は、密教系の寺の出で密教の修行を積んでいる。「比謝」は、沖縄の神事に関わる家系。まずはこの奇想天外の設定を面白いと思うかどうかです。こういう話が好きな人にはお勧めの、初めての「R」系の捜査の話ですから・・
もう一人、彼らと本部のとの連絡役を担当する「岩切大悟巡査」が加わります。「岩切」は普通の人ですが、「R特捜班」と、一緒に行動しているうちに、なんとなく気配を感じるようになっていきます。
この「岩切」が、ふつうの人と「R特捜班」を、そして読者とを、うまくつないでゆく役回りになっています。
短編集ですが、その中の「人魚姫」では、事故現場でチラッと見かけた女性に「岩切」が乗り移られ彼氏の役目をさせられます。なんとなくですが、姿も見ることができたようです。「岩切」も「R」を見ることができるようになったのでしょうか?