みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

感想・書評『畠山健二;本所おけら長屋(1~10)』ネタバレ注意「万造と松吉がいれば災いの元、そこには愛と人情と騒動が!」(レビュー)。 #読書

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

著者;畠山健二;本所おけら長屋(1~10)万造と松吉がいれば災いの元、そこには愛と人情と騒動が!

この本は只今10冊まで発売されています。大変面白いです。江戸(東京)中期頃のお話で、日々の長屋での日常の家庭風景を描いた。主人公といっても過言ではない、万造(米屋)、松吉(酒屋)波瀾万丈のやりとりがなんとも最高です。

普段あまり本を読まない僕でも一気に読めちゃうし、読みやすい!(約100~200ページ)一巻き完結で読書が苦手な方でも、ゆっくり楽しめると思います。このおけら長屋には、貧乏でうだつが上がらない職人もいれば、年寄隠居人、御家人、流浪侍、酒飲み、訳あり女、長屋の大家さん、職人夫婦、ちょっとおバカな八百屋(金太)僕個人的にこの、金太がお気に入りです。笑かしてくれるんです。泣かしてくれるんです。まだまだいます!お気に入りキャラ、左官屋の八五郎と妻のお里です。まず八五郎は腕のいい左官屋ですが、血の気多い大酒飲みで、人情が厚いのなんのって、めっちゃ兄貴肌なんですが、くだらん事も沢山するので、笑えます。お里もまた、ユーモアたっぷり、気の強いお母ちゃんっていう感じなんですが、どこか間抜けでバカ正直な所が好きです。この本を読んだらわかりますが、昔の日本の士農工商の仕組みもなんとなくわかり勉強にもなるし、笑えて、泣けて、学んで、一石三丁です(笑)