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感想・書評『交渉人:五十嵐貴久・著』ネタバレ注意「コンビニ強盗が、総合病院に立てこもった。院内の人質は50人」(レビュー)。 #読書

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「交渉人」 五十嵐貴久・著 立てこもり事件・人質は50人

コンビニ強盗が、総合病院に立てこもった。院内の人質は50人です。
「交渉人」は、「石田警視正」。主人公は「石田警視正」に、「交渉術」を習った「遠野麻衣子」です。優秀な成績でしたが、女性ということで、署内のデスクワークに回されていました。
今回の人質事件で、「石田警視正」の現場到着までの交渉を任されました。マニュアルどおりに無事にこなしました。
ですが、この事件は単純な立てこもり事件ではなかったのです!だんだんと真相が暴かれてきますが、先ず気がついたのは、ささやかな言葉のやり取りに疑問を抱いた「遠野麻衣子」でした。
え~~!と、思われる展開で、連れ出された人質が殺されます。交渉の失敗ではなく、これこそが「目的」だったなんて~!とても大仕掛けなミステリーです。この事件の首謀者に気がつき「遠野麻衣子」は、たいそう傷ついてしまいます。
想いもかけない展開で、全く予想もしていない終わり方で、読後もしばらくぼぉ~っとした気持ちでいました。「遠野麻衣子」を主人公にした作品もあるとのことで、読んでみようと思っています。