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感想・書評『赤白つるばみ(楠本まき)』ネタバレ注意「アートな絵柄で描かれる日常」(レビュー)。 #読書

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赤白つるばみ(楠本まき) アートな絵柄で描かれる日常

『赤白つるばみ』上下巻、今は続編が連載中という楠本まき先生の、1番新しいストーリー漫画です。
この先生の本は、イギリス関連の本で知りました。ストーリー漫画はこれが初めてです。
登場人物達の年齢は幅広いですが、いわゆる普通の大人がひとりもいません。会社やめて祖父の財産管理や資産運用をしている兄、美大生の弟、フリーの翻訳家をしているシングルマザーのヒロイン、その子供たち、近くに住んでいるらしい多才な老婦人・・、この作品に”はみだしものにエールを”というキャッチコピーがついていましたが、確かにそういう内容です。
普通の枠に入れない登場人物ばかりで、この先どうなっていくのかと考えるとちょっと心配ですが、読んでいるときはそういうことは忘れられます。
アートな絵柄が醸し出す雰囲気もすてきです。身に着けている洋服やアクセサリーはおしゃれで、こういうのが本当にあったらいいなと思いました。
どこかにありそうな日常が描かれている作品です。