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感想・書評『80日間世界一周:ジュールベルヌ』ネタバレ注意「トランプ仲間と賭けをして旅に出たフォッグ」(レビュー)。 #読書

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80日間世界一周 ジュールベルヌ

80日間で世界一周するとトランプ仲間と賭けをして旅に出たフォッグが仲間を増やしながら山あり谷ありの壮大な旅をする物語。
主人公のフォッグ、出発直前に仲間になるパスパルトゥーやアウダ夫人など登場人物が素晴らしいです。
どんどんこの世界観に引き込まれていきました。
何度読んでも面白く、主人公やその仲間が大好きになります。
世界一周だけあって日本の横浜も出てきます。
お歯黒とか古くてピンときませんでしたが、そういうところで引き込まれていきます。
笑いも多々あり、80日間で世界一周出来るのかというスリリングも兼ね備えています。
あと主人公の人間性です、
変わり者で変人で名がとおっているのですが、お金持ちで頑固ですが、自分の道は外さない精神の強い人物です。
あと奴隷の人を助けたり間違えて自分を逮捕しにきた人を援助したり、魅力いっぱいの人物です。
色々と勉強になる事も沢山あります。
ぜひ子供から大人まで読んで欲しい一冊です。