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感想・書評『本を読む本:M.J.アドラー』ネタバレ注意「本の読み方を教えてくれる画期的な1冊」(レビュー)。 #読書

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『本を読む本』(M.J.アドラー)は本の読み方を教えてくれる画期的な1冊

学校でも書店でもネットでも「オススメの本」はたくさん紹介されていますが、一方で本の読み方を教えてくれる本は皆無です。もちろん、ほとんどの日本人は学校や家庭で本に触れていますから、本を読むという行為は問題なくできるでしょう。ですが、本の内容を自分の血肉にはできているでしょうか?

ただ本を読む行為だけを重視してはいないでしょうか?『本を読む本』は「本とはどのように読むべきなのか」「本を本当に理解するにはどうすればよいのか」を丁寧に解きほぐして教えてくれる、まさに読書の教科書です。 『本を読む本』は読書のレベルを初級読書・点検読書・分析読書・シントピカル読書の4つに分類し、それぞれの段階でどのような方法で本を読めばいいかを教授してくれます。特に、目次・前書き・本の帯にも注意を払えと説かれる点検読書がキチンとマスターできれば、無駄な本にお金や時間を使うことなく、読むべき本を自分で選択する能力が身につくでしょう。『本を読む本』は学生から社会人まで、本を読む人は全員読むべき1冊だと思います。特に、読書好きを自認する人は自分の読み方に改善点がいくつも浮かび、目から鱗状態になること間違いありません。オススメです。