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感想・書評『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部」著:J.K.ローリング』ネタバレ注意「物語の主人公は、息子のうちの一人であるアルバス」(レビュー)。 #読書

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「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部」著:J.K.ローリング、他

ハリーはジニーと結婚し、2人の息子と1人の娘を授かります。物語の主人公は、息子のうちの一人であるアルバスです。アルバスはホグワーツに入学しますが、ハリーやジニーが卒業したグリフィンドールではなく、スリザリンに組み分けされます。アルバスは父であるハリーと比べて自分への劣等感を常に感じて生きてきました。

その上選ばれた寮はスリザリン。ますますハリーとの間に確執が生まれ、親子関係がギクシャクしてしまいます。アルバスは父のような勇敢な冒険をし、偉業を成し遂げるために、ホグワーツを親友とともに抜け出します。
面白いことにアルバスの大親友は、ハリーと犬猿の仲だったドラコ・マルフォイの息子であるスコーピウスでした。息子たちの脱走に頭を抱えたハリーとマルフォイは、お互いに協力し合って息子たちを捜索します。あんなに仲違いしていた2人でしたが、大人になって息子をもつ父親同士の会話は胸を熱くさせられます。とくに、マルフォイが学生時代に抱いていたハリーへの思いを語るシーンがぐっときます。
他にも作中に登場していたキャラクターの成長した姿もたくさん描かれています。リハーサル脚本ってどうなんだろう?と思っていましたが、違和感なく楽しく読むことが出来ました。まだ読んでいないハリーポッターシリーズファンの人も、そうでない人も、大人になったハリーたちと次世代の子供たちの大冒険をぜひ体感してください。