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シビル・ウォー (MARVEL) マーク・ミラー&スティーブ・マクニーブン:石川祐人訳/感想ネタバレ注意!あらすじ・物語は若手ヒーローチームが起こしたTV番組の事故から始まる…。 #COMIC

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シビル・ウォー (MARVEL) マーク・ミラー著 スティーブ・マクニーブン画 石川祐人訳

題名の通り、2016年5月現在上映中の同名映画の原作である。しかしその結末はそれぞれ違う。(映画の結末も是非観て確認して欲しい)
物語は若手ヒーローチームが起こしたTV番組の事故から始まる。この事故で大量の一般人が巻き込まれ、スーパーヒーロー達は政府の監視下に置かれる事となった。

古くはDCの「ダークナイトリターンズ」「ウォッチメン」などスーパーヒーローの存在意義をテーマにした作品はあるが、シビルウォーも”ヒーローの在り方”を読者に考えさせる作品だ。
原作も映画と同じくアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立する事になる。法に迫害されるヒーローだけではなく、受け入れたヒーロー達の心情にまで迫ったのは面白いと思う。

私が特に面白いと思ったシーンは反体制派のキャプテン・アメリカチームにヴィラン(悪党)が協力を申し出るシーンだ。しかしその直後、ヴィラン達は悪党に容赦の無い”パニッシャー”と言うヒーローに殺害されてしまう。
激昂しパニッシャーを殴りつけるキャプテンだが、ヒーローの伝統を守る為に反体制派に回った筈がヴィランの手を借りそうになり、あまつさえ止めた者に怒りを向けるのは自分を見失っているとしか思えない。
自分が通したかったのは信念なのか我なのか。ヒーローもただの人間なのだと思い知らされるシーンだった。(なので同封の解説書では「キャプテンなら申し出を断った」と書いてあるが、私にはそう思えない…)

映画と展開は違うが、元ネタとなったシーンも収録されている。キャラクターも多く初心者向きとは言えないが、一部のキャラを覚えていれば話は分かるのでオススメの一冊である。
ちなみに私はアイアンマン派。

☆今日のブログ飯(寝坊)

きちんと練習の成果が出ているのがかなりワクワクする展開にもなってくるものです。しかし前途多難にも感じるのがあるものです。

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