ワンピース81巻:ネコマムシの旦那に会いに行こう 尾田栄一郎 最後の展開に驚きました
麦わらの一味のうち、ゾウに先に上陸していたメンバー(ナミ、サンジ、チョッパー、ブルック)の状況、サンジの離脱、カイドウの部下であるジャックにより、ゾウが荒れ果てた状態であったこと、侍とミンク族との関係が描かれています。ドレスローザ編と異なり、物語の展開がテンポよく進み、次の巻の発売が楽しみです。
一番印象的な場面は、最後の場面でミンク族が仲間を決して売らなかった場面です。国を滅ぼされ、多くの犠牲をミンク族は受けました。その中でも、ネコマムシとイヌアラシが拷問にかけられ、それぞれ手と足を失う重傷を負いましたが、ジャックの目的である雷ぞうについては「知らない」の一点張りで口を割りませんでした。しかし、最後のコマで「何が滅ぼうとも、敵に”仲間”は売らんぜよ」とネコマムシは笑顔で言っています。私はゾウには雷ぞうは本当にいないと思っていました。また、侍を毛嫌いしているどころか親密な関係であったことも最後の場面でわかったので予想外の展開が続き、大変おもしろいと思いました。麦わらの一味と同様に私も衝撃的な展開で大変驚いてしまいました。
ありがとう寄稿。
オススメの本を聞かれた時に必ずと言って良いほど私が勧めているのが舞城王太郎という覆面作家のこの作品だ。同著は終始句読点はおろか、改行すらを躊躇うほどのユーモラスでいてスピーディな文調で淡々と展開していく。
感想&書評「煙か土か食い物・舞城王太郎」(ネタバレ注意)感想レビュー・作者は2001年に本書でメフィスト賞を受賞。 #Novel | おすすめ面白い小説用ブログ。