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僕の生きる道/最終回・結末の感想ネタバレ注意!あらすじ・主演、草彅剛・スキルス性の胃ガンで余命一年と宣告された青年教師の生き方を…。 #テレビドラマ

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僕の生きる道・若い人にこそ観て欲しいドラマ

10年以上も前なのに、いまだ色あせないドラマです。全て観終わった後、まるで良質の映画を見たような、素晴らしい小説を読み終わったような、そんな感動に包まれました。
主演、草彅剛、僕の生きる道。スキルス性の胃ガンで余命一年と宣告された青年教師の生き方を描いたドラマです。
それまで茫洋と生きてきた主人公が、余命を宣告されて初めて自分の人生を考えます。いかに死ぬかはいかに生きるかにつながるのです。その人生が長い、短いに関係なく。
このドラマは、まだ死を意識すらしていない若い人たちに観てほしいと思います。人間は、生まれながらにして余命幾年かの人生を生きている。そんな番組のキャッチコピーの意味を深く考えてほしいのです。
最終回は主人公が、最後に教え子たちの合唱を見守りながら息を引き取ります。彼に妻はいましたが子供を残しませんでした。ただ、真剣に妻を愛しぬきました。教え子たちに生きる意味を教えました。それから時は流れ…教え子たちの中に、そして妻に、同僚に、確実に彼の残したものが息づいている様子を描いて、物語は幕を閉じます。
私たち視聴者の中にも、確実に彼の生きた軌跡は息づいて行くのです。