みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

スポンサーリンク

親戚のケンカは「なんとなく察する」が戦後「自分の意見をはっきり」に変化したから?仏壇クエスト~理想の親戚像を目指して⑤

【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

ナカノ実験室 2013/08/20 [19:50]

ちょっと話題を変えてみると、高校の時に何かの授業で習ったのですが、家族内での呼び方は、日本では最年少者にあわせる傾向があるそうです。仮に、兄、姉、弟の三兄弟であれば、姉は妹でもあるはずなのに「お姉ちゃん」と呼び、自分の妻や、夫を「お母さん」、「お父さん」と呼ぶような。

その呼び方の傾向も「家制度」の終了後なのかも知れませんが、少なくとも、浸透しているのに、孫世代をそっちのけで、形と対面が議論されるのが、歪なモノを感じました。

親世代が他界して、孫世代に移った時に、このような心の問題も消えてそうな気がしますが、今現在で、他の場所では同じような心の葛藤が発生しているようにも思えますし…。今後、そんなことにも私も関わっていくのかな…とも思いました。


延命 2013/08/21 [01:19]

今日読みかけた本に

・日本はプライベート空間が襖とか障子でしか仕切られてないせいもあって、家族がうまくやっていくには「お互いなんとなく察する」っていうのが大事だったのに、戦後「自分の意見をはっきり言いましょう」っていう教育が輸入されちゃったので、今の40〜50代のコミュニケーション能力はけっこうやばい。一方的な自己主張はしても人の話全然聞けないし伝えられない。

(子供のうちは「俺やばい」って自覚しやすいからまだまし)

・家族だってひとりひとり価値観が違って、話し合いでは埋まらないものもあるのは他人同士と同じなのに、なんか「家族なんだから分かりあえる」みたいな勘違いが昨今はあるので、家族内で揉めるとドロドロになる

・30〜50代のオバチャンがキャアキャア喋るのは10歳女児レベルから成長してないから

とかって内容が出てきて、長男とも仏壇とも関係ないですがここを思い出しました。

昔って家長の意見が絶対だったでしょうし、相続も全部長男だったらしいので、もしかして揉め慣れてないからおとしどころ(お金で解決するとか?)を見つけるほうに向かいにくいのもあるのかな?と。


ナカノ実験室 2013/08/21 [18:42]

ふーむ。

そのコミュニケーション能力が平均的なモノであって欲しいですが、どいつもこいつも血の気の多い親戚を見ていると、その傾向はあるのかも知れません。

最近気付いたのは、大義名分として出される「言いたいことはすぐ言え!」と、その連続で発せられる「何故、その時に言わなかった!」というのが、氾濫しているのですが、同時並行的に発生している「言えない人の気持ち」と、「相手をビビらせた者勝ち」→「言えなくさせる」というような精神の暴力も、発生していたように思えます。

このあたりを言及しても「言えない気持ち」を共感できない人には、通じないのかな…とも思いましたが。

関連記事。

ちょいとナマナマしい話になりますと。「仏壇」や「長男」というお題目をエサにして、親戚同士で罵り合っていて。また、結果としてできあがる親戚像の提出先、評価する側はどこで誰なのか?と思えた訳です。
親戚同士、兄姉弟でケンカして誰に評価され何を求めるのか?仏壇クエスト~理想の親戚像を目指して③ - ナカノちゃんねる
うちのほうの田舎だと、①協力が必要(共通の水路等の管理、草刈など)、②逃げられない(田んぼや畑、家を守るという価値観から、逃げる選択肢がない)とかの理由で、世間体の力は強いような気がします。
田舎は世間体の力は強い、祖父世代の価値観に評価される?仏壇クエスト~理想の親戚像を目指して④ - ナカノちゃんねる