みんなの読書ブログ

みんなの読書記事を更新します。

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「ショコラティエの勲章」上田早夕里・著・ネタバレ注意「主人公は、老舗の和菓子店で売り子をしています」(レビュー)。 #読書

主人公は、老舗の和菓子店で売り子をしています。その2軒隣に人気の「ショコラトリー」が開店しました。
その「ショコラトリー」での不思議な万引き事件に遭遇したことにより、「ショコラトリー」のシェフと知り合いになります。

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「滔々と紅」 志坂圭・著 2014年 第1回本のサナギ大賞受賞・ネタバレ注意「天保8年、大飢饉のときに9歳の少女が人買いに」(レビュー)。 #読書

まだ新しい書き手の作品です。全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作!第1回本のサナギ大賞を受賞した作品です。

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ムーミンパパ海へいく トーベ・ヤンソン:ムーミンと家族達が引っ越し先で体験するリアルな悩み・ネタバレ注意「谷を出て、小さな島に引っ越してしまう」(レビュー)。 #読書

小説、アニメ、漫画共にムーミンシリーズの舞台となるのはいつもムーミン谷です。もちろん例外はあって、こちらの作品は例外中の例外です。なんとムーミン一家が谷を出て、小さな島に引っ越してしまうのです。ムーミン一家にとっても、どのような人にとっても住みやすい谷を離れるのは大きな決断でした。

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「羆嵐」1977年に新潮社から出版された吉村昭の小説。最近近くの本屋で販売されているのを見つけた.ネタバレ注意「北海道の苫前村六線沢の民家をヒグマが襲い」(レビュー)。 #読書

北海道の苫前村六線沢の民家をヒグマが襲い、2人を殺害し女性を食料とし、さらにこのヒグマは近くの民家も襲い子供や妊婦を殺害し女性を食料とする事件が発生した。人の味を覚えたヒグマを駆除するため警察や周りの村人が多く集まったが、結果的にヒグマの駆除できずにいた。その理由はこれらの民衆は自然を理解してないからで、そこで一風変わった山岡銀四郎が登場、一人ヒグマを駆除した。

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「物語のなかとそと 江國香織散文集」 江國香織・著・ネタバレ注意「お風呂好きで毎日二時間入浴すること、果物を大量に食べること」(レビュー)。 #読書

過去15年にわたって書かれた掌編小説とエッセイを一冊にまとめた散文集です。装丁はシンプルで地味ですが、ひっそりとした本の中には江國ワールドが全開になっています。

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警官の掟(佐々木譲)新潮文庫を読んで・ネタバレ注意「冒頭から倉庫街の中で起きる、まるでアメリカ映画のようなアクションシーン」(レビュー)。 #読書

またまた佐々木さんの本を読みました.
佐々木さんといえば警察小説の第一に人者であることは世間の保証するところです。
有名な笑う警官に始まり、北海道の札幌警察を舞台にしたシリーズものも人気があるところです。
実は地元の図書館でも、佐々木さんの本は結構なスペースを占めているため早いうちから読み進め、図書館にある彼の本はすべて読んでしまっています。

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船戸与一の「河畔に標なく」を読み返してみました。ネタバレ注意「本の舞台は、昔はビルマと呼ばれた現在のミャンマーが舞台」(レビュー)。 #読書

またまた船戸与一の本を読んでしまいました。
この本の舞台は、昔はビルマと呼ばれた現在のミャンマーが舞台です。
タイとミャンマーそして中国に接している、麻薬密造の三角地帯あたりを、カチンの森をさまよう、日本人、中国人、カチン人、そしてビルマ人である刑務所副所長の、これらの登場人物たちが描く欲望のはてにあるものとは一体何でしょう。

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